雑記帳 

海外旅行、国内ドライブ、日常の出来事の雑記帳

カブールの燕たち ヤスミナ・カドラ

2009-11-30 14:34:17 | その他色々
沖縄旅行の前にリクエストしてあった本『カブールの燕たち ヤスミナ・カドラ著』が
届いたので旅行記も後回しにして読書。
アフガニスタンのタリバーンによる恐怖政治が2組の夫婦を追い詰めてゆく。
これが小説だけの事ではなく現実にも有りうることだと思うと恐ろしくも有り
切なくもなる。だが私たちに出来ることは寄付をすることぐらいで
中々立ち上がることは容易では無い。
時々戦争に負けていなかったら日本はどんな国に成っていたかと思うと
背筋が寒くなる。

失われた地平線 ジェイムズ・ヒルトン

2009-11-17 14:12:29 | その他色々

中国雲南旅行から帰ってから『失われた地平線 ジェイムズ・ヒルトン』を
読んだ。理想郷としてシヤングリ・ラの名が出てくる。
小説の中の地理的な位置ははっきりしない。しかし雲南省は1997年に
迪慶チベット自治州の中旬がシヤングリ・ラだとして2002年に香格里拉と改名。
物語は4人がハイジャックによりシヤングリ・ラへ連れて行かれ其処での物語だが
物語の中ですでにシヤングリ・ラでの生活が夢幻と判然としない。
中旬を理想郷、香格里拉とするには無理があるように思う。
シヤングリ・ラは物語の中だけのシヤングリ・ラの方が面白い。

http://www.mekong.ne.jp/books/fiction/030101.htm


君のためなら千回でも カーレド・ホッセイニ

2009-11-07 11:26:53 | その他色々

以前、カーレド・ホッセイニの「千の輝く太陽」を夢中で読んだ。
今回又彼の「君のためなら千回でも」を読んだ。
やはり私を夢中にさせた。夜更かしの夜が多かった。
「千の輝く太陽」は女性が主人公だったが今回は男性が主人公。
心の奥に重たい物を抱え込んだ主人公の気持が何だか先に読んだ夏目漱石の
「こころ」の主人公である先生の気持に通じるものがあるような気がする。
それにしてもテレビや新聞だけで知るアフガニスタン。そしてイスラムの世界。
もっと知りたい。観たい。


ドリーム・リフター

2009-11-01 09:42:04 | 旅行、ドライブ
このチョット変わった形の飛行機。
ボーイング社が日本で作った部品をシアトルの工場に運ぶ為に
自社の飛行機を改造した物です。
世界に3機しかありません。
出発の日、セントレアに駐機していました。
敏彦さんに説明され思わずパチリ。