プリンターの葉書印刷が出来ないので電気屋さんへ。
駐車場に車を止めてふと東の空を見ると大きな虹がかかっている。
思わずパチリ。
中国は広いし、歴史があるので行きたい所、見たい所がいっぱいある。
しかし私が心惹かれるのは辺境の少数民族。そして出会ったのがこの本。
新疆ウイグル自治区などは訪れてもいるので大いに共感しながら読んだ。
あらすじ
中国の国境地帯で何が起きているのか? 英国のジャーナリストが、新疆、チベット、雲南、東北部を歩き、人びとの姿を生き生きと描く。
ひと口に国境と言っても、さまざまなかたちがある。検問所が設けられ、出入国の際に賄賂が必要なもの。フェンスはあるが穴だらけで自由に出入りできるもの。そもそもどこが境なのか定かでないもの。
各地に共通するのは、漢化政策が加速し大量の漢民族移住者が押し寄せていること、そして、国境の「向こう側」と必ずしも隔絶しているわけではないということだ。 しかし、同じ国境地帯とはいえ、地域によって事情は大きく異なる。新疆やチベットでは、漢民族との軋轢が、ときに暴動や焼身自殺というかたちで表出する。一方、雲南に足を延ばすと、麻薬、売春、密輸、人身売買など、漢民族を巻き込んだ(あるいは無視した)国境なき不法行為が横行し、地元当局を悩ませる。そして東北部には北朝鮮という不確定要素が横たわり、人口減少が進む極東ロシアとの間では経済格差が広がるばかり……現代中国ノンフィクション。。