七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

「みかんの木クラフト」 コラム伊予弁3 愛媛新聞

2010年02月27日 | 大三島での生活
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 愛媛新聞 コラム「伊予弁」  2010年2月23日(火)掲載






夫の工作好きは、息子たちが生まれた頃から、再燃したようである。
夫は、自分が昔遊んだオモチャを色々作っては、息子たちに与えていた。

幼児の頃は、達磨落とし 紙芝居の枠や拍子木 彦根カロム 水鉄砲など

 
だるま落とし 30年近く前かな?家族で遊んで楽しんだ思い出の品


小学校になれば、竹馬 ゴム鉄砲 笛 竹楽器 弓矢 割箸鉄砲 木刀など



ブンブン笛 カリンバ 竹のギロギロ 竹のホラ貝 (左から)


滋賀の買い物に不便な新興住宅に住み、車もなかったので、
普通なら買えば済むものも、手作りで凌いでいた。

魚取り網は、竹棒と針金の輪と玉ネギネットで作ったものを重宝していたし、
同じく、虫捕り網も、ゴースのような薄い布で作った物を使っていた。

スケートボードが流行った時は、
板と戸車で作った、あまり滑らないスケートボードもどきに、息子は乗っていた。

息子たちにとっては、迷惑だったかもしれない。

しかし、我が子以外の子供たちには新鮮に感じられるのか、

親子劇場のイベントでは、弓矢遊びや竹楽器が人気だったし、
「おじちゃんに作ってもらった木刀を 今も大切に持っているよ」と、
  息子の友人が報告してくれたりもする。


剣道ごっこの素振り用に使っていたようだ。


夫の木工好きは、
息子たちの木のオモチャ作りに始まり、ちょっとした小物から


肩叩き棒 若い頃、肩凝り症だったの妻のリクエストで作った。
丸みと大きさそして重みが、とても具合がいい 


チリトリ 当時(25年ほど前)は、こんな日常品を買うのが不便な湖西でした。


子供椅子から、机、タンスなどの家具作りとだんだん大きなものになり、


次男が愛用した子供椅子 
今でも、ハーブ&クラフト・七曜工房では、花台として使っている。


妻の注文で作る和(着物)ダンス 20年以上前(次男は、4歳ぐらいかな?)


 ついには、家まで作りたくなって、大三島に移住することになった。

夫は、まずは家作りに専念したかったようだが、
家作りでは、収入にならないので、

 しまなみの島のおみやげものとして、
   大三島道の駅で販売できる木工品を作ってほしいと頼んだ。

そこで、

 夫は、ナラやケヤキではなく、みかんの木で、クラフトを作り始めた。
   
   みかん作りをしていて、
   剪定や伐採をしたみかんの木の幹や枝ばかりが山のようにあったからである。



みかんの木クラフトシリーズ(一部です)

いろいろな材を工夫して使い、木工をするのを楽しみとする、
工作好きの夫である。



みかんの木クラフトは、こちらで、ご紹介しています。
ごらんください。


柑源郷」コラム伊予弁 第2回掲載 愛媛新聞も、お読みください。
コメント (1)
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