七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

大寒なのに、暖かい!!節分までこのまま??

2007年01月21日 | 木工
 1月20日頃を、暦では、大寒というそうである。
 大寒から節分までを、”寒の内”といい、1年中で1番寒さの厳しい時である。
 
  しかし、今年は、ぽかぽかと暖かな寒のうちである。
  「これぞ瀬戸内の冬」と思っていたら、全国的らしい。

  伊予柑も八朔も、この暖かさで順調に樹上で甘くなり、
  今冬は、気分的にも、ゆっくり、安心、穏やかである。
 

1月21日、収穫を待つ晩生伊予柑 
下の方の実は摘果したはずなのに、
大きくなった実が、重みで垂れ下がってきている。

  息子達の小さかった頃の節分を思い出した。

  鬼役の夫が、あちらこちらの窓から顔を出し、
  小さな息子達を怖がらせ、きゃあーきゃあー言いながら、
  豆をぶつけて大騒ぎしたものだった。
  近所からも『鬼は外、福は内』という声が、賑やかに聞こえて いた。
  そのうち、息子達も大きくなり、
  「今年の鬼役は、誰?」と誘っても、のってこなくなり
  私一人でも、寂しく豆まきをしていると、
  「恥かしいから、もう少し小さな声でしたら」
  と冷ややかに注意され、ついには、やらなくなった。

島での節分は?
やっぱり、どこからも、「鬼は外、福は内」の声は聞こえてこない。
豆でも炒ろうかな。

夫は豆が大好きで、おかずにもできるし・・
無農薬野菜栽培で自給自足を目指す我家だが、
大豆は、3回、種を撒き育てたが、失敗
カメムシなど,虫に負けて実が入らない。
無農薬では、かなりの努力がいるらしい、
悔しながら、道の駅で買っている。

道の駅には、白、黒、茶、緑といろいろな大豆がある。


茶大豆と緑大豆を、ストーブの上で焙烙で炒る。



炒りたてのアツアツの豆を、ジュッと二杯酢に漬ける。
ジャコやヒジキも混ぜて、栄養たっぷり
一晩つけると、酢が沁みこんで、豆が倍以上に膨れる。
二杯酢を多くすると、柔らかな豆になるけれど、
夫は少し固めが好み。
「忙しい時のおかずに、いいじゃろう」
と島の主婦に教えてもらった。
煮豆よりヘルシーで、気に入っている。
黒豆ですると、ジャコが紫色に染まり、きれ~い

 夫は、節分に合わせて、季節のブローチ作り

 節分の鬼のブローチ 七曜工房作


彫りあがった、鬼のぶろーち5種
「ロウをかけたら、どんな風に色が変わるの
失敗しないように、慎重にちょっと、ドキドキする瞬間です。

 ロウかけ、成功!どの鬼を、もらおうかなあ~
 「あれっ?鬼、つけとるん!」と、誰がが、声を掛けてくれるかな。



鬼ブローチ5種 材は、黒檀、紫檀、ウエンジュなど、ロウ仕上げ


ちょっと怖い おんでこ


気の良い かわら鬼


インドの鬼のバイラバ


牛鬼風かわら鬼


秋田のナマハゲ




コメント
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