土曜日のパックインジャーナルでも言われていたが、「麻生だから」という言葉が飛び交っているらしい。どんなに変節しようが、昨日と言うことが違おうが、どんなに下品な態度で予算委員会に出席していようが、全ては「麻生だから」で済まされてしまうという。今日の日刊ゲンダイにも「首相の資格なし・単なるダダっ子」と「自民党は『マトモなら』即刻麻生をおろせ」の二本の見出しに、サブタイトルとして「このまま議員に居残りたい私利私欲で倒閣をしないなら国と国民に対して全く無責任な税金ドロボーだと怒る巷の声」という記事を載せている。昨日・今日の麻生の発言を聞いていてもそのあまりに変わる発言内容にあきれるばかりです。「郵政民営化には反対 麻生総理 国会で明言」したのが5日、今日国会で何に反対だったのかを徹底的に追求され、民営化には賛成だったと豹変した。では四分社化に反対だったのかと問われると、効率化がムニャムニャと全く答えられない。民営化の担当に関して言うと今日になって、五人ばやしの時の発言がフジTVとTV朝日のニュースで流された。自分が見たのはTV朝日の6時頃の番組みだったと思うが、小池百合子から、民営化について質問をされ、麻生は総務大臣で民営化の担当として推進をしたと答えている。これとても5日の予算委員会では、担当は竹中で、反対していた自分は外されていたと、シャーシャーと発言したのみならず、濡れ衣を着せられていると、質問者に食って掛かっていた。
さらにこんな発言も伝えられている この発言を昨日から繰り返し報じてくれていた日テレニュース24に記事がUPされているので全文を掲載します 以下引用
「日本経済、そんなに大変じゃない~麻生首相<2/9 1:58>
麻生首相は8日、福井・あわら市で行った講演で日本経済の現状について「そんなに大変じゃない」と述べ、深刻に受け止める必要はないとの見方を示した。
麻生首相は講演で「(経済危機の)大変さの度合いが、欧米に比べ、日本はそんなに大変か。日本は銀行はつぶれたか。『大変だ、大変だ』と言う割には、ほかの先進国と比べ、そんなに大変じゃない。きちんと対応すれば、間違いなく日本はこの不況から最初に脱却できる」と述べた。
さらに、「(自民党は)年金をはじめ、不信を持たれている。民主党は、不信じゃなくて不安(を持たれている)」と、民主党批判も飛び出した。
景気対策に力を入れる姿勢を強調したい麻生首相はその後、定額給付金の支給にあわせて地域の消費拡大を狙う「プレミアム付き買い物券」の発行を検討している福井・越前市を訪れた。市長や商工会と意見交換を行い、給付金の早期支給に全力を挙げる考えを示した。
一方、新潟市を訪れた民主党・小沢代表は、麻生首相が先週、「郵政民営化には賛成じゃなかった」と発言したことについて「こんなことを首相たる人が言う話ですか!与党の連中も皆、あきれ返っているだろう」と述べ、強く批判した。
地方遊説もこなして、総選挙に向けた態勢固めを進める麻生首相。しかし、自らの郵政民営化見直し発言で党内から批判が噴き出すなど、周囲の環境は厳しさを増すばかりだ」 引用終わり
しかし麻生は本当に100年に一度の危機を分かっているのだろうか。アメリカやイギリスでは金融危機かもしれない。しかしわが国においては国の存立基盤たる製造業、特に輸出に依存していた企業が危機に瀕しているのではないか。自動車・電機・機械・精密機器全てそうだろう。もちろん国に救援を求めた企業は今のところは無い。皮肉なことに企業の儲けを労働者に分配せず、経営者の報酬だけは数倍にして余りを内部留保していたからではないか。その代わり昨年秋以降 派遣労働者の首切りが始まり、期間労働者も切られ、いまやその対象は正規雇用の労働者におよんでいる。福井県は製造業が盛んなところだ。下請けとして血のにじむような苦労をして企業・雇用を維持してきたところが多い。きっと集まっていたのはそうした経営者たちだろうと思う。その方々が麻生の言葉をどう聞いたか、ニュースとしてそれを伝えていないのは残念だ。下に記したURLから入ると、麻生の講演の画像も見られます。日テレニュース24のURLです
http://www.news24.jp/128692.html
さらにこんな発言も伝えられている この発言を昨日から繰り返し報じてくれていた日テレニュース24に記事がUPされているので全文を掲載します 以下引用
「日本経済、そんなに大変じゃない~麻生首相<2/9 1:58>
麻生首相は8日、福井・あわら市で行った講演で日本経済の現状について「そんなに大変じゃない」と述べ、深刻に受け止める必要はないとの見方を示した。
麻生首相は講演で「(経済危機の)大変さの度合いが、欧米に比べ、日本はそんなに大変か。日本は銀行はつぶれたか。『大変だ、大変だ』と言う割には、ほかの先進国と比べ、そんなに大変じゃない。きちんと対応すれば、間違いなく日本はこの不況から最初に脱却できる」と述べた。
さらに、「(自民党は)年金をはじめ、不信を持たれている。民主党は、不信じゃなくて不安(を持たれている)」と、民主党批判も飛び出した。
景気対策に力を入れる姿勢を強調したい麻生首相はその後、定額給付金の支給にあわせて地域の消費拡大を狙う「プレミアム付き買い物券」の発行を検討している福井・越前市を訪れた。市長や商工会と意見交換を行い、給付金の早期支給に全力を挙げる考えを示した。
一方、新潟市を訪れた民主党・小沢代表は、麻生首相が先週、「郵政民営化には賛成じゃなかった」と発言したことについて「こんなことを首相たる人が言う話ですか!与党の連中も皆、あきれ返っているだろう」と述べ、強く批判した。
地方遊説もこなして、総選挙に向けた態勢固めを進める麻生首相。しかし、自らの郵政民営化見直し発言で党内から批判が噴き出すなど、周囲の環境は厳しさを増すばかりだ」 引用終わり
しかし麻生は本当に100年に一度の危機を分かっているのだろうか。アメリカやイギリスでは金融危機かもしれない。しかしわが国においては国の存立基盤たる製造業、特に輸出に依存していた企業が危機に瀕しているのではないか。自動車・電機・機械・精密機器全てそうだろう。もちろん国に救援を求めた企業は今のところは無い。皮肉なことに企業の儲けを労働者に分配せず、経営者の報酬だけは数倍にして余りを内部留保していたからではないか。その代わり昨年秋以降 派遣労働者の首切りが始まり、期間労働者も切られ、いまやその対象は正規雇用の労働者におよんでいる。福井県は製造業が盛んなところだ。下請けとして血のにじむような苦労をして企業・雇用を維持してきたところが多い。きっと集まっていたのはそうした経営者たちだろうと思う。その方々が麻生の言葉をどう聞いたか、ニュースとしてそれを伝えていないのは残念だ。下に記したURLから入ると、麻生の講演の画像も見られます。日テレニュース24のURLです
http://www.news24.jp/128692.html