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村上春樹氏の受賞記念講演

2009-02-17 15:07:03 | 我が家の庭
久し振りに胸のすくスピーチを聞いた気がした。村上春樹氏がエルサレム文学賞を受賞し、その記念講演で行った村上氏のスピーチである。昨夜の報道ステーションの中で例の酔っ払い大臣の画像のあとであったので印象が強かったのかもしれない。自分に英文を翻訳する力は全くないので、ユーチューブにUPされていた報道ステーションの画像からその中に付けられていた訳文を紹介する。

「圧倒的な軍事力を使うイスラエルの政策を私が支持する印象を与えかねないと心配しました。あまりにも多くの人が私に授賞式に出席しないように忠告しました。
多くの小説家と同様に私は人に言われたことと全く逆のことを選びます。距離を置くよりもむしろ自分の目で確かめるために個々にきました。
個々でガザ空爆の写真や、帯r他子供の顔が映り、”村上氏は弱い人間を”卵”と表現”とのキャンプションだ出て講演画面に戻る
個人的なメッセージをお伝えすることをお許しください。聳え立つ”壁”に壊れやすい”卵”が対峙するとき私は卵側に立ちます。たとえどんなに壁が正しくて、卵が間違っているにしても卵側につきます」

このユーチューブの画像はいつ消されるかも知れませんがとりあえず掲載しておきます
http://www.youtube.com/watch?v=TBkI2MUGz_M

この講演に関してはAFPでもこのように報じていました 全文を引用します
「2月16日 AFP】(写真追加)作家の村上春樹(Haruki Murakami)さん(60)が15日、イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞(Jerusalem Prize)」の授賞式で記念講演し、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃を批判し、「欠席して何も言わないよりも、ここへ来て話すことを選んだ」と述べた。

 現地英字紙エルサレム・ポスト(Jerusalem Post)によると、スピーチに立った村上さんは、ガザ地区に対する攻撃を理由に、日本国内で受賞や式への出席辞退を求める声があったことを紹介。「イスラエルを訪れることが適当なことかどうか、一方を支持することにならないかと悩んだ」と明かした。そして考えた結果「作家は自分の目で見ていないこと、自分の手で触れていないものは信じることができない。だからわたしは自分で見ることを選んだ。何も言わないよりも、ここへ来て話すことを選んだ」と述べた。

 また人間を壊れやすい卵、制度を壁にたとえ「固い、高い壁があり、それに1個の卵がぶつかって壊れるとき、どんなに壁が正しくても、どんなに卵が間違っていても、わたしは卵の側に立つ。なぜならば、わたしたち1人1人は1個の卵であり、ひとつしか存在しない、壊れやすい殻に入った精神だからだ。わたしたちが立ち向かっているのは高い壁であり、その壁とは制度だ」と語った。

  授賞式は15日夜、エルサレム(Jerusalem)で開幕した国際ブックフェアのオープニングで行われ、ノーベル平和賞受賞者のシモン・ペレス(Shimon Peres)大統領から村上さんに贈られた。「社会における個人の自由」に貢献した文学者に贈られる賞で、賞金額は1万ドル(約90万円)。

自分は村上春樹氏の小説は全く読んでいません したがって今回の講演が枯れの何処から来たのか一切知りません ただ かの地に乗り込んでガザ攻撃を批判し、弱い立場の人の側に立つと言ってのけるには大変な勇気が必要だとは理解します。必要なことは言うべきだ 勇気を与えてくれたことに感謝です

酔っ払い大臣中川が辞任することになったそうですね その場で辞任すればよいのに・・・・ 気が向いたら後で書きます
コメント
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