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麻生と小泉 なぜ同じときにロシアへ行くのか

2009-02-14 23:50:57 | メディアから
14日の勝谷誠彦のメールに面白い示唆が載っている。一部を引用すると「昨日も麻生さんがサハリンにいる間に小泉さんがモスクワに滞在しているということの怪しさを書いたが、どうも日露の間で何かが画策されている気がしてならない。
 見落としそうな小さな記事が今日の朝日新聞の政治面に載っていた。
 なぜかasahi.comにはないが前提となるのは他紙ながらすこし前のこの記事である。
 <人事:露大使に河野氏/仏大使に斎藤氏>
 http://mainichi.jp/select/person/news/20090205k0000e060063000c.html
 <政府は5日、河野雅治前外務審議官(官房付)をロシア大使に充て、斎藤泰雄ロシア大使をフランス大使に転出させる人事を内定した。今月中に閣議決定する。>
 これを受けて、今日の朝日新聞にはこうある。
 <政府は13日、ロシア大使に河野雅治・前外務審議官(経済担当)を充てる人事を決めた。発令は同日付。>
 首相が訪問して首脳会談をする相手国の大使をその5日前に発令するか?そして、何をしに行くのかよくわからないながらも、小泉純一郎元首相は今日ロシアに向かって発ち、1週間という異例の長期滞在をするのである。
 上記のロシア大使発令の横には小さくこんな文字もあった。
 <モンゴル大使(サンクトペテルブルク総領事)城所卓雄>
 外交評論家でも、なかなかここまではチェックすまい(笑)。サンクトペテルブルクはかつての首都でありロシアの第二の都市。日本で言えば大阪だ。そしてまた、ロシアの事実上のツァー(皇帝)であるプーチンさんの出身地であり、拠点だ。
 そこの総領事とモスクワにいる大使、すなわちロシアにおける日本の代表のナンバー1とナンバー2を同時に交代させたことになる。
 外交とは人脈である。それを一気に入れ換えるというのは、何か激変があったと言っていい。そこに、麻生さんと小泉さんが乗りこんで行くのである。非常にきな臭い感じがしてならない。
 ひょっとして、であるが、北方領土に関して何らかの動きがある可能性がある。資源と複雑に絡み合った動きが。サンクトペテルブルク総領事が、次の資源利権の鉱脈であるモンゴル大使に起用されたあたりも臭う。
 注意すべきはもはや何の力の源泉も持たずに、ただ官邸に居座っている麻生さんのような人物に、領土や資源など日本の将来の国益にかかわるような重大な決定をを、いまさせてはならないということだ。
 支持率のために領土を売りかねない危機感を私は持っている。」
調べてみると在ロシアの日本大使館・総領事館は五箇所あり、大使と4人の総領事のうち、上位二人が交代している。すなわち大使は斎藤氏(フランス大使へ転出)が、山田大使に代わり(外務審議官・経済担当より転入)、在ウラジオストック総領事館では蒲原氏がグルジア大使に転出、タイ公使の山田氏が転入している。さらに、サンクペテルブルグ総領事館においては城所総領事がモンゴル大使として転出し、川端氏(ロシア支援室長)が総領事として転入している。13日現在在ハバロフスク・在ユジノサハリンスクの各総領事館については移動の情報はない。
居間産経新聞WEB版に面白い記事を見つけた。全文を引用する
「自民党の小泉純一郎元首相が14日から20日までのモスクワ訪問中にロシアのプーチン首相(前大統領)と会談する方向で調整に入った。日露関係筋が明らかにした。小泉氏は首相時代に大統領だったプーチン氏と12回会談している。両氏の顔合わせは平成18年7月のサンクトペテルブルク・サミット(主要国首脳会議)以来。

 日露関係筋によると、会談で小泉、プーチン両氏は、北方領土問題を含めた日露関係について幅広く意見交換する予定だという。ただ、今回の小泉氏の訪露は自ら顧問を務めるシンクタンク「国際公共政策研究センター」(田中直毅理事長)の派遣によるもので、日本政府は直接には関与していない。

 小泉氏の訪露中の18日には、麻生太郎首相がサハリン(樺太)でメドベージェフ大統領との首脳会談を行う。小泉氏は同時期に、同大統領より「格上」ともいわれるプーチン首相と会談するわけで、日本国内の政局もあいまって憶測を呼びそうだ。」引用終わり
誰が日本の国益を守るのか。小泉の思惑はともかく、支持率14%の麻生が何を語るのか、本当に心配になります。衆議院外務委員長河野太郎氏の国会日記の題目ではないが、まさにごまめの歯軋りです
コメント
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