まず今日のNewsから
No.1:Shi Pei Pu, Singer, Spy and ‘M. Butterfly,’ Dies at 70:
No.2 :Décès de Shi Pei Pu, acteur d'un insolite affaire d'espionnage chinoise
No.3 :'M. Butterfly' dies in Paris :
上のNews3本はいずれもShi Pei Pu(右側の)死を報じている。
Bernard Boursicot (G) et Shi Pei Pu (D) à Paris le 5 mai 1986. 上の写真は、実刑判決を受けるふたり。
以下はBlog, Correspondances 2008年7月7日の記事「映画M.Butterfly」を思い出してこちらに移動してきたものです。「Monsieur Butterfly」は上のふたりの、非常に特異なスパイ事件をモデルにした映画です。事実は小説よりもずっと遥かに奇なりです。以下の記事をお読みください。
「愛国心は女装しうるかー『蝶々さん』の性同一性」という「正論」8月号の記事を見て、初めてこの映画の事を知った。
M.Butterflyを少し見てみる:
M. Butterfly parte 1 You Tubeにはたくさんあるが
残念ながらスペイン語版だ。
この映画に関するWikipedia:
男装した女、の筈が実は女に成りすまし子供まで産んでしまう(?)男を演じているのはJohn Lone(中国人役)。
記事が何を言わんとしているのか、戸惑ったが、ストーリーの奇抜さに驚いた。しかもこれが実話に基づいていると知って驚愕した。
主人公の本名はBernard Boursicot:
事件は1983年に発覚し、「ベルナール・プルシコ事件」と呼ばれるらしい。1993年8月15日、ノンフィクション作家JOYCE WADLERの手によりBantam社から「Liaison」(相当詳しい)のタイトルで発売された。二人はFresnesの男性刑務所に入れられる。(Fresnesの刑務所でBarbaraがSidaに関する講演をしているfilmを持っている。いずれそのDVDにも触れてみたい。なにしろフランスで2番目に大きなよく出てくる刑務所だ)
映画の脚本は David Henry Hwang
David Henry Hwangはすでに1988年に台本を書き舞台化している。
すでに映画や舞台を見ている方には、何を今更、かも知れないけれど、よく調べれば奇奇怪怪にもすべて、納得する流れがあることがわかる。
時間がないので「正論」の内容にまで触れることは出来ない。なお「M.Butterfly」はMonsieur Butterfly
「Madame Butterfly」と対比させて
西洋と東洋の主従関係を考察するものだとだけ書いておくに留める。
・・・・・追記:7月8日・・・・・・・・
参照:Blog : dianyingmi[電影迷]映画のレビュー:
参照:M.の悲劇 :
参照:YouTube:映画 :M.Butterfly :
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・追記 : 2010 年10月13日・・・・・・・・
以上の記事はBlog「Le vent souffle」2009年7月2日の記事をこちらに移行してきたものです。