Memorandum by the Secretary of State
Regarding a Conversation
With the Japanese Ambassador (Horinouchi),
[Extracts], [WASHINGTON,] July 10, 1939.
お互いの言い分、相手をどう考えているか
をアメリカ側から見ることができる。
しかし関係者の個人の意見はその国の見えない全体の潮流
によって決定されている。
したがってどんな肩書きがあろうと政府を代表する個人の会話は
自らの側の平和希求・正義行為の店頭陳列に過ぎない。
Japanese War Crime Trials:
兵隊たちが何のために戦ったか完全に忘れられている。日本は滅びたのではなくポツダム宣言を受け入れたのだ。終戦交渉において、単に武器を置いて降伏せよと言うだけではなく、彼らが今後の心理的苦痛や全く理不尽な戦争犯罪の追及にあうことのないように、国家としては正義と真実と義務と責任を全うすべきであった。国家がいつまでも東京裁判史観を後生大事に抱きかかえているようでは、もはや傭兵を雇ってしか、防衛のための、あるいは真の独立のための戦争はできないだろう。そしてそれでは勝てないだろう。
武器の形態が変化して来ているのでもはや、国民一体となって戦争参加することはないだろうが、武器や兵器やプロの兵隊だけで、戦争に勝利する国など、今までも、これから先もありえない。