詩集「2N世代」

詩作品、短編、評論、エッセイ他: Blogタイトルと内容がこの数年異なってきた。タイトルを変えたほうがいいかもしれない。

Judith Butler 未完

2011年05月30日 13時39分56秒 | サイト&人物の紹介

名前は知っていたが、よくは知らなかった。
たまたまVideoを見つけたのでリンクすることにした。
英仏独自由自在は知識人ではあたりまえ、
という世界を目撃してしまった。
頭の中のことをこれだけ明快に言語化できる日本人はあまりいないだろう。環境と訓練のたまもの。日本人は日本語ででもこれだけ明快な発信はできない。飽きることなくあきらめることなく、とことん根気よく話す姿に、時代にインパクトを与える人物に特有のあふれるエネルギーを感じた。偏見を持たないで多方面からアプローチすべき人物。目が生き生きしている。社会を動かす使命のようなものを実感している目なのだろうか。
ユダヤ人の優秀さも改めて思い出し、ユダヤ人とは何か
に関して真剣に考察する必要を実感した。
人種は人を語るうえで、決してお座成りにしてはならない
ファクターであることに気が付く。
一番深いアイデンティティーなのだろう。
Judith Butler: Philosophe en tout 
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参照:Marie-Paule Belle - Celles qui aiment elles


Stephen Hawking

2011年05月19日 08時54分46秒 | サイト&人物の紹介

Stephen Hawking : NEWS
I regard the brain as a computer which will stop working when its components fail. There is no heaven or afterlife for broken down computers; that is a fairy story for people afraid of the dark.
昨日早朝BBCを聞いていたら、この部分の言葉が耳に飛び込んできた。しかもそれはStephen Hawkingの言葉だという。偉大な学者からこうあっさり言われると衝撃が強い。
NET上の報道で確認することにした。
Stephen Hawking :NEWS 
Stephen Hawking :NEWS 
どうしようもない不幸に閉じ込められたときなど、天の神に祈ったり、亡き父母に泣きついたり、そういう経験は誰にでもある。神社仏閣でわずかなお賽銭を投げ入れ、たくさんの要求(お願い)をしている人々の姿も日常茶飯事、当たり前のこととして目にする。
いずれにせよ、お祈りは古代から貴い行為だとみなされてきた。
しかしそういう何もかもが、上のHawking博士の言葉によると、全部あっさりとa fairy story for people afraid of the darkということになる。単なる無神論ではない。特にcomputerの比喩に、説得力がありすぎるのだ。
衝撃を受けながらも信じてはいない。人間の脳が機械のcomputerと同じ筈がないではないか!ただ比喩はcomputerのスイッチ云々ではない、computerの故障である。スイッチなら再度入れればいいが、機能不全はそうはいかない。だからリアリティーがある、まざまざと実感できる。それでも、死がそれほどに単に物理的なものとは、思いたくない。正直、衝撃を受け、いささか動揺している。熱心な信仰者に暗殺されかねない発言ではないか。Hawkingの影響力、そしてこの発言の波紋は大きいと思う。


La ballade de l'impossible ノルウェイの森

2011年05月06日 18時09分38秒 | Art & Literature & Movie & Music

La ballade de l'impossible
このタイトルではどんな映画かわかりにくいかもしれない。
La ballade de l'impossible-1
La ballade de l'impossible-2
La ballade de l'impossible-3
La ballade de l'impossible-4
La ballade de l'impossible-5
たくさん探したので、映像がダブっているかもしれない。
映画日本語解説フランス映画評
フランス語の字幕が付いた日本映画
という点では面白いかもしれないと思い取り上げてみた。
私のフランス人の友人Jeanneは
村上春樹と吉本バナナのファンだそうで
そういう文学を通して日本を見ているようだ。
私もまたこの時代を生きたのだが、なんだか違う。
いや、違わなくて、その後が違いすぎているのかもしれない。
若い世代に共感を呼ぶのだろうか。
フランスをはじめ各国に配給されて行くらしい。
監督はフランスで活躍するベトナム人