うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

一年ぶりのスキー

2023-02-09 14:06:05 | スポーツ

昨年 2月12日に滑って以来、一年ぶりのスキーである。

19年前に職場同僚グループと始めた、菅平スキーイベントの終仕舞いである。

ここ2年、コロナ禍で実施を見送っているうちにメンバーの高齢化と病とで、最終イベント開催を呼びかけたのだが、参加者2名だけの寂しいイベントになってしまった。

最盛期の参加メンバーは11名を数えていたのだが・・・・・

さて東京から菅平スキーリゾートまで230Kmである。高速利用で3時間の距離だ。

2年ぶりの行程、運転時間は問題は感じないのであるが、高速料金の高額なのには驚いた。

東京葛飾~上田菅平インターまで7580円である。往復15000円とは!!!

ガソリン代、宿泊代、リフト代、飲食代、宴会費用を含めると、4~5万円くらいの予算を考えなきゃならぬ。

年金生活の身には一泊旅行の5万円は贅沢過ぎる。

 

葛飾~上里ICまでは一般道、上里IC~上田菅平ICのみ高速利用としたら、2870円である。

一般道4時間、高速道路1時間の運転時間として、午前5時発で10時には着く。

一般道走行5時間は、現役引退後の山荘までの通常行程として、利用しているので苦にはならない。

意を決して、ケチケチ旅行を敢行することにした。

 

さて、肝心のスキーである。 1年ぶりだし少々の不安は感じていたのだが・・・

一本目のリフトで上がったところが濃霧と降雪で視界無し、足元しか見えない。

少しの雪溜りにも対応できない。1メートル先が見えないのである。 

八の字のスキー態勢、斜面滑下りで生きた心地はしなかった。

数度の転倒で上下左右の感覚もおかしく成ったのだろう、スタート地点に戻った時には吐き気と立っていられぬ状態になった。

所謂、ホワイトアウトであろうか??

スキー手練れの同行M氏も同様に転倒を繰り返したらしく、早々に休憩所へ逃げ込んだものである。

何時もなら、ビールやら焼酎、ワインで昼飲みに興じるのだが、今回ばかりはホットミルクで一息ついて

饂飩一杯だけで、何とか午後5~6本のコースを滑って終了とした。

二人宴会では寂しいのを見かねて、定宿バンブービレッジのご主人と婿殿が加わって19年の歴史と昔話に付き合ってくれた。

また日本スキー連盟の公式デモンストレータとして認定を得ている30歳の婿殿から、老体スキーヤーへの貴重なアドバイスを得て、今日の体験に懲りずに気炎を上げたものである。

さて、ケチケチ旅行の結果総括である。

上田市の地域振興割引と旅館組合割引リフト料金等に加えて、定宿のよしみで飲酒代金を殆どサービスしてくれた結果、纏めて支払い額は13000円であった。  これに加えて地域買い物サービス券2000円分で、菅平饅頭2包と純米酒七笑5合瓶を手にした。

帰りは、鳥居峠経由一般道利用して山荘へ帰ったので。ガソリン代別だが、総額15870円の出費で済んだ。予定額の3分の1だった。

それにしても、通常で4~5万円経費だとしたら年金暮らしはともかく、現代の若者には簡単には出せない金額だろう。

 レジャー選択肢の多様化とコスパから類推した時に、若者のスキー人口減少も仕方ないといえるのだろう。


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2 コメント

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Unknown (スナオカ)
2023-02-10 10:20:49
スキーも卒業ですか。
私の仲間は殆どが80歳を超えていますので、
スキー、海外旅行、車の運転、酒、などお仕舞にした者が殆どです。
生きるのを止めた者はまだ居ませんが(病魔で止めさせ
られたのは居ますが)、限りある寿命とはいえ、
唯々諾々、百依百順と日々を過ごすのも癪なので、生き甲斐を
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スキー (睡夢)
2023-02-10 15:59:54
いえいえ、まだまだ遣れそうだと!!
SAJデモンストレーターに励まされました。
筋力や馬力で滑らなくても、板の最良のポイントに乗れれば、楽にカッコよく滑れますよって!!
そんな滑りの楽しさを伝えたいと30歳の若者が、頑張ってました。
 もう少し続けようかなと思います
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