震災、津波、原発の混乱が続いている中での、報道や諸々の発言は自己抑制を!!
復興へ動き出したわけではない、まだ捜索、救助、事故抑制の初動体制下なのである。
災害や事故対応への誤謬や体制不整備などをしたり顔で批判発言する、専門家、評論家、報道キャスターから芸能人コメンテーターが、今また、ぞろ這い出している。
繰り返す、あなた方が批評、批判するのは、未だ早いのだ。
今は捜索、救助、事故抑制に全エネルギーを注力する時なのである。体制や判断の誤謬を指摘して総括を迫る時期ではない。批判的否定的な発言は現場や事故対応当事者(政府、公的機関、ボランティアその他の現地被災者を含む)のモチベーションに水をかけるような物である。まだ、行方不明者の最終数字も不明だし、原発事故も収束へ向かったとの判断も出来ない状況である。
当事者は不眠不休、生命の危険リスクと極度の緊張の中で戦っているのである。
否定的、批判的発言ではなく、助言や応援発言を基本的姿勢で報道、発言すべきなのである。
危機的状況を利用して、自己利益や政治的立場を表現するような言辞は厳に控えるべきなのだ。
その一例“NHK”へ
日曜討論やニュースウォッチ9での司会者やキャスターが自己のイメージだか印象だかを主観的に問い掛け、批判、挑戦的に政府担当者へ問い掛けた場面が目に付いた。番組からして“討論”は馴染まぬ時期なのではないだろうか。ましてや、NHKは有料放送なのである。金を払っているのはキャスターや司会と同じ意見のものだけではないのだと言う事を肝に銘じるべきなのだ。
恥と想像力を持て!!
被災地では東京などで考えられない困難があるので、批判する暇があったら被災された方々の話を聞いて、一つ一つ解決してあげようよ!!