うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

小さな町の労働問題

2022-05-13 20:29:28 | 季節労働者

関係ないけど、今年の山荘桜をご覧ください

 

過疎化と高齢化とパンデミックと地球温暖化と・・・

歴史的課題を一挙に集めたような人口1万6600人の町に私は居る。

もとはと言えば3町村が17年前に合併して発足した町で、筆者の居所は懐かしい村の名称を持ったところである。

今はその名称は使われていない。

現役時代に一念発起して始め、5年がかりで建設した手作り木造家屋に住んでいる。

定年後は年金と僅かばかりの株収入で暮らそうと始めた田舎暮らしも、快適ではあるがアベノミクスの反動とプーチン暴挙のお陰で経済的困窮が驚異的に襲ってきた。

数年前までは高齢化や地域とのコミュニケーションの役に立つ等と鷹揚に構えたアルバイトであったが、此処にきて死活問題的な収入源となっている。

今年は、林檎に花が咲いて霜害を免れた

 

此処で、惹起したのがアルバイト先での時給格差の問題だ。

当会社は元々、町営農村公社で2年前に民営化され株式会社になった

御多分に漏れず、公社時代の従業員待遇は鷹揚なものであった。基本的には町の予算で運営され、従業員も半官半民の準公務員待遇である。

まあ、合併による国庫補助金だの合併メリットだのとアベノミクス的なまやかしに踊っている間は良いのだが、さて実体経済である。

当初から住民サービスの低下や、本当の意味で地方の魅力、自然の豊かさに根差した施設が次々に亡くなり、山ヒルの巣窟と化していく現実を、筆者は目の当たりにしていたのだが・・・・。(当ブログにも掲載)

いよいよも公社としての経営が苦しくなったのであろう・・??

地域住民と果樹園オーナーを株主に、温泉施設、物販と体験施設、観光果樹園の既存施設を継承し発足した株式会社である。

社長に、四国のトある地域の農協出身者で当該地域の農産物特売所を30億円売り上げの超有名店舗に成長させたとマスコミに取り上げられている人物を迎えている。

社長の出自はいざ知らず、民間会社発足最初の施策が、僕ら現場の休憩時間削減であったのが第一印象だ。

10時と15時の休息各30分をそれぞれ15分に短縮、昼休憩も1時間から45分へ短縮するというものであった。

休息時間はさておき、昼休憩は1時間欲しいとアルバイト総意で具申して認められた経緯である。

とは云え、民営化最初の施策が現場労働条件の削減低劣化であることに、筆者は驚いた。

従業員の労働条件、待遇削減に手を付けるのは最後の施策だろうに、一番最初に手を付けるとはと・・・・・!!

 

以上のような背景が有り、今回筆者はパートタイム社員同士の時給格差の不合理について会社へ提起した。

以下次号にて実況報告するので! 乞うご期待!!

本日のアルバイト業務内容


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