果樹園の作業が、葡萄の種無し処理で大忙しである。
ジベレリンという薬剤に葡萄の一房一房を手作業で浸してゆくのである。
この作業のタイミングが、葡萄の種類により微妙に異なるのである。
今日は紅伊豆という品種で、花満開がそのタイミングである。
薬剤のジベレリン 、この薬剤を葡萄の房一つ一つに浸していくのである。浸潤作業完了の目印を兼ねて食紅を混合してある。
浸潤後の後作業で、1回目の目印付けで根元の一枝を残す作業
紅伊豆の品種には、もうひと手間ある。
花に茶色のキャップが掛かっており、この品種はこのキャップが取れにくいのだそうである。
柔らかなゴム製の道具で、キャップをしごき取る作業。
此処までの作業を一房一房遣るのである。首、肩、腰に・・・・
体は害は無さそうですが、何故種を取る
のでしょうか。果実は子孫を残すために
あるのを人間が横取りして食している訳
ですから、種なしなんてそもそもおかしいです。
往時は、ブドウには種があるのが当たり
前、種をうまく取り除いて、いかに短時
間で、兄妹より沢山食べるかを競ったも
のです。小さいブドウは種ごと食べても
大丈夫です。一部の消費者が好むから
と、手間暇かけて(結果として高価格)
出荷する必要はないです。消費者ももっ
と賢くならないといけませんね。
まがったきゅうりや形の悪いトマトも
もっと大事にしないといけませんね。
大分古くなった爺さんかの独り言でし
た。
我が家の家庭果樹の巨峰も種無し処理をしました!! 種があるより種無しの方が食べた感が有るのでね!
種無し作用と同時に肥育効果が有り、果実が肥大化します。葡萄だけでなく様々な果実の収量増加に応用されています。
取りあえず、爺様の独り言に留めておいて下さい。
上手く収穫出来たら、種無しと種有りを食べ比べて頂きましょう。