うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

山ヒルの巣窟にしたのは誰だ?

2015-04-15 08:50:24 | 社会・経済

山荘は大峰山を背にしている。山荘から車で登山口まで15分程度である。

この登山口から30~40分も歩けば大峰沼があり、この湖畔が素晴らしい景観を季節ごとに見せてくれる。

山荘暮らしでの格好のハイキングコースであり、弁当持参で友人達を事あるごとに案内し楽しめる場所である。 否、“楽しめる場所であった“のである。

今では、山ヒルの巣窟と化し、とても気味悪くて足の踏み込めない場所となっているのだ。

何故、こんな事になってしまったのだろうか?

直接的には、鹿や猪等の野生動物が増えすぎて、近隣への出没増えたためである。

しかし、この野生動物の跋扈を許し、山ヒルの巣窟にしたのは、人間であり、政治なのである。

以前、この大峰沼湖畔は地元や近隣の子供たちが夏休みの林間学校やキャンプに利用する立派なキャンプ場が有った。湖畔には周遊歩道が整備され、上下水道やコテージに炊事棟、売店まであったのだ。

 これが、こつ然として消えたのは、この町の大合併の後である。

ここは月夜野町にある。 月夜野町と新治村と水上町が合併して“みなかみ町”になった。

合併して行政組織の整理統合やコスト削減、補助金増額等に併せて、きめ細かな住民サービスの削減も同時に進んだのであろう。


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