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関西4大学の学生が労組結成

2015-02-21 | 労働ニュース
学業に支障が出るほどの長時間労働や社員並みの厳しいノルマを課す「ブラックバイト」に悩む学生を支援しようと、京都大と大阪市立大、関西大、同志社大の学生14人が21日、学生労組「関西学生アルバイトユニオン」を結成した。

 学生労組の結成は東京、札幌に次ぎ全国3番目。組合費は月200円とし、関西圏の学生を組合員として募る。組合費を支払う余裕がない場合は「現物出資も可能」という。

 学生からブラックバイトや奨学金に関する悩み相談を受けるほか、啓発活動としてシンポジウムや中学校や高校などでの出前講座を企画。労働分野を得意とする弁護士と司法書士が顧問に就任し、企業や雇用主との団体交渉にも臨む。

 この日、大阪市大で開かれた結成大会では、共同代表で関西大3年の渡辺謙吾さん(22)が「学生誰もが無理なく学び、生活できるような社会に変えていきたい」と労組結成を宣言。その後、執行部の学生らがブラックバイトが生まれる背景について報告し、「奨学金で学費を払い、バイトで生活費を賄う学生は多く、ブラックバイトであっても簡単にバイトをやめられない」などと訴えた。

 事務局長を務める京大法科大学院の

産経新聞

長時間労働、社員並みの厳しいノルマ…過酷「ブラックバイト」なくせ! 関西4大学の学生が労組結成
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