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名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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ブラック企業の対策を始めた政府は「ブラック区」を制定する

2013-09-21 | 労働ニュース
何を言っているかよく分からないが、そういうことだ。

先月8日、厚生労働省は長時間勤務など過酷な労働を強いるいわゆる「ブラック企業」への取り組みを始めた。「ブラック企業」の定義は、曖昧だが「長時間の労働」「長時間の拘束」、そして「低賃金」などが問題となっており、NPO法人「POSSE」やブラック企業被害対策弁護団などが長きにわたって声をあげてきた。厚生労働省が実際に取り締まりをおこなった背景には、こうした活動が実を結んだことも大きな要因だろう。

厚労省は、9月を「過重労働重点監督月間」に指定して、法令違反が疑われる企業への立ち入りなどを進めていた。実際に、同省が開設した無料の電話相談には、1日で1000件を超える相談が寄せられ、全国でこの問題に対して関心が高いことがわかっていた。

その矢先、20日に政府は、企業が従業員を解雇しやすい「特区」をつくる検討に入った。この特区では、一定の金額を支払った労働者に対して、残業代を払わないままに労働時間の制限を無くし、企業独自の判断で従業員を容易に解雇することが認められており、政府が重視する成長戦略の一環へと盛り込むものとされる。雇用の自由と流動化を狙うことで、ベンチャーの起業や海外企業の進出を促すことが狙いとされる。

現在、この問題を検討している「国家戦略特区ワーキング・グループ」では、特区内にある外国人比率の高い事業所、開業5年以内の事業所などを対象として、解雇の要件・手続きを契約条項で明確化したり、休日や深夜などの労働条件を緩和することが検討されている。

特区に限定されているとはいえ、解雇や残業代、労働時間などの「ブラック企業」に関する問題を取り組み始めた矢先に、これを認める特区の制定が検討されるとは、なんとも皮肉な話に見える。この問題に関する議論ははじまったばかりで、ぜひ読者の方からも声も寄せて頂ければと思っている。

http://atokore.com/newclassic/?p=644
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残業代ゼロ・労働時間規制無し、解雇しやすい「夢のような特区」を政府が検討へ

2013-09-21 | 労働ニュース
残業代ゼロ・労働時間規制無し、解雇しやすい「夢のような特区」を政府が検討へ

経営者にとって夢のような特区ができることが明らかになりました。

朝日新聞デジタル:「解雇しやすい特区」検討 秋の臨時国会に法案提出へ – 政治

朝日新聞社の報道によると、政府は企業が従業員を解雇しやすい「特区」を作る検討に入り、秋の臨時国会に出す国家戦略特区関連法案に盛り込むそうです。

これは安倍政権がすすめる「成長戦略」の柱の1つで、労働時間を規制せず、残業代をゼロにすることも認めるなど、働かせ方の自由度を広げてベンチャーの起業や海外企業の進出を促す狙いとのこと。

なお、特区で導入する解雇ルールや労働時間規制は、特区内にある開業5年以内の事業所や、外国人労働者が3割以上いる事業所が対象とされています。

管理職や専門職、裁量労働に従事する者を含むホワイトカラーなど、一定の類型の業務に従事する従業員に対して役職手当などを付与することで労働時間の規制を適用除外とする「ホワイトカラー・エグゼンプション」の再来とも言える今回の施策。

簡単に解雇されるようになった労働者へのケアが無ければバランスを欠くと思われますが、何らかの救済策は検討されるのでしょうか。

http://news.livedoor.com/article/detail/8088233/
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「休憩なしのレッスンはきつい」 音楽教室講師がスト 生演奏で待遇改善訴える

2013-09-21 | 労働ニュース
「休憩なしのレッスンはきつい」 音楽教室講師がスト 生演奏で待遇改善訴える
2013.9.21 16:39
「休憩なしのレッスンはきつい」「長く勤められる環境を」。東京や横浜で音楽教室を運営する「EYS-STYLE」(イーワイエススタイル・東京)で楽器や歌を教えている講師たちが21日、長時間労働の解消などを求めてストライキを実施し、東京・銀座でバンドの生演奏を披露しながら待遇改善を訴えた。

 ストを決行したのは「東京東部労組EYS-STYLE支部」の組合員。労組によると、休憩時間もなく10時間以上の連続勤務を強いられたり、事前に知らされないまま減給されたりといった状況に不満を持った講師が7月に結成した。

 この日は、銀座の教室前に約40人が集まった。大半が20~30代で、ストは初体験。ボーカル付きの2曲をギター、キーボードで演奏した後、組合員たちはマイクを手に「残業代を支払ってほしい」などと訴えた。

 労組委員長でボーカルクラス担当の大多良学さん(30)によると、団体交渉を会社側が拒否したためストに踏み切った。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130921/biz13092116440011-n1.htm
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