1985年6月12日リリース。河合奈保子さん21作目のシングル曲、そしてデビュー5周年の記念シングルでもあります。
作詞:売野雅勇
作曲:林哲司
編曲:鷺巣詩郎
作詞は奈保子さんの曲ではすっかりおなじみになった売野さんですが、作曲はシングル曲では初登場の林哲司さんが担当されてます。林哲司さんの曲は「あるばむ」以来、約2年半ぶりの登場です。
私の好みなのですが、メジャーアップテンポの曲の中に切なさを感じさせるメロディを書き込む林哲司さん曲はかなり好きな方です。
そして、編曲は鷺巣詩郎さん。
昨日も書いたのですが、「デビュー」以前の約1年間は電子的サウンドを基調とした音作りでした。しかし、この曲ではstrigsとhornsという、「楽器を使っている」ことを感じさせるサウンドを全面に押し出した演奏になっています。
デビュー5周年の区切りということで、初心にかえるという意味があるのかも知れません。
この曲を聴くとメロディもいいのですが、奈保子さんの優しくて純粋な心を感じさせてくれる歌声がとても印象的です。
以前このブログでも書いたのですが、奈保子さんのシングル曲の中でのマイベストテンでもあります。
また、このシングルは両A面として発売されています。もう片方の曲は
「MANHATTAN JOKE」。
作詞:秋元康
作曲:大野雄二
編曲:大野雄二
劇場版ルパン三世 「バビロンの黄金伝説」の主題歌となっています。
ちなみに、奈保子さんはこの映画で声優にも挑戦しています。
この曲ですが、メロディとサウンドを聴くだけで「ルパン三世」を感じさせる持ち味を出しているのは、さすが数多くのルパンの曲を作っておられる大野さんだと思います。
映画効果があったのかどうかは分かりませんが、このシングルで奈保子さんは初めてオリコン1位を獲得しています。
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■シングルジャケット
■NAOKO 22特典ジャケット(NAOKO22では最後のシングルです)
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