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黛信彦の時事ブログ

中国とまじめに付き合えるのか?-⑫小沢訪中

2007年11月20日 | 中国とまじめに付き合えるのか?
ガンバリ氏報告見送り 中国が出席反対 ミャンマー問題(朝日新聞) - goo ニュース
ASEAN諸国に圧倒的発言力を発揮するようになった中国、自国の人権問題を覆い隠す作戦として、もっとひどいミャンマーの人権問題を国内問題と主張し、ガンバリ国連特使のASEAN首脳会議出席に反対する書簡を各国に送達し、そのシンクロナイズド外交は成功した。
片や、ASEANのリーダーの立場を奪われた日本は、なす術がない。
中国は、先週開かれた東シナ海海底ガス田の開発に関する日中協議において、日本側が、中間線の日本側での試掘を示唆したら「そうなれば、軍艦を出す」と恫喝してきた。
産経抄ではこれを「砲艦外交」と表現しているが、日米同盟のほころびを見た中国の小ざかしいやり方である。しかし、外交とはこういうもの。
さて、インド洋での補給活動再開は、日本の国益にとって一刻を争えない事態だが、民主党は防衛省疑惑解明・イラク特措法廃案が先だといって、新テロ特措法の審議に応じようとしない。
小沢一郎代表は新テロ特措法審議拒否と日米同盟のひび割れ煎餅を手土産に、間もなく、その中国に大訪問団の顔として行くつもりだ。


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