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黛信彦の時事ブログ

中国とまじめに付き合えるのか?(18)中国は、今日も大躍進

2008年11月20日 | 中国とまじめに付き合えるのか?
国会がねじれ、官僚を狙った連続テロの可能性があるような事件発生など、日本は大混乱だ。
今世界中で混乱していない国はないが、中国だけは内乱を押さえ込みながら、したたかに世界制覇の道をまっしぐらに進んでいる。

五輪開催で揉めたチベット問題など、人権問題は逆流してしまった。
台湾・馬英九政権は、後戻りできないほど対中関係にのめり込んでしまい、政権維持が危惧される状態だ。
胡錦濤主席は南米を外遊中だが、その「台湾と外交関係を切れ!」とばかりに、グアテマラ、ニカラグア、パラグアイなどに迫っているという。
さらに、南シナ海の制海権を狙い、空母艦隊建造を開始したという。

日本は?「海自のミサイル迎撃失敗 ハワイ沖で実験」という体たらくだが、中国の今日の躍進について、各紙が以下のように伝えている。

●朝日新聞
~・~・~ 中国、中南米に秋波 資源確保へ攻勢、台湾と断交促す(朝日新聞) - goo ニュース
中国・胡錦濤国家主席がコスタリカに続いてキューバを訪問し、18日、ラウル・カストロ国家評議会議長と会談した。資源と市場をあてこんだ中国の中南米外交が活発化している。 ~・~・~
●時事通信
~・~・~ 中国、空母艦隊建造を開始か=軍事専門家が現場訪問-香港紙
上海の軍事専門家は同紙に対し、中国軍が既に空母艦隊の建造を始めていると語った。この専門家の話では、中国の空母は原子力ではなく通常推進型。米空母ほど大きくはなく、艦載機は60機以下になる。就役は4年後で、南シナ海などを管轄する南海艦隊に配備予定とされる。 ~・~・~
●産経新聞
~・~・~ 支持率低迷、民心も離反か 馬政権発足から半年
今年5月に馬英九政権が発足してから20日で半年となる。中台対話の再開で両岸関係の緊張緩和を促す一方、内需拡大策を矢継ぎ早に打ち出し、「経済再建」(馬総統)を目指してきたが、国際金融危機もあって振興策は実を結ばず、支持率も低迷している。焦って対中接近を急げば、独立派を刺激しかねない。 ~・~・~
●産経新聞 
~・~・~  亡命チベット人会議を批判 中国
17日の亡命チベット人による緊急会議について、中国外務省の秦剛報道官は18日の定例記者会見で、「チベットを中国の領土から分割しようとするいかなる企ても成功しない」 「世界で亡命政府を承認している国は一つもなく、チベットを独立国と認める国も一つもない」と、決して独立を認めないと強調した。(共同) ~・~・~

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