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黛信彦の時事ブログ

中国とまじめに付き合えるのか?(19)ガス田協議、空約束

2009年01月04日 | 中国とまじめに付き合えるのか?
「東シナ海ガス田、日本が出資して共同開発」合意は、どうしても福田康夫首相(当時)を北京五輪に招きたい事情による中国側の空約束だった。
いったい、中国とまじめに付き合えるのか?

4日付産経新聞は、『中国、合意破り掘削 東シナ海のガス田「樫」』と伝えている。

EEZの境界線で対立していたガス田問題は、昨年6月、境界画定を棚上げした形で「共同開発をできるだけ早く実現するため、継続して協議を行う」と日中間で合意したが、半年たっても協議は一度も開かれておらず、しかも中国側は樫での掘削を終え、生産段階に入った可能性が高いことが判ったという。

「明確な合意違反を抗議した」というけれども、日本政府の失態は批判されるべきだ。
特に、中国・北朝鮮という難しい国を相手にすることは重労働だが、何一つ進展がない。中曽根弘文外相は『アジア大洋州局長、お払い箱』を真剣に検討すべきである。

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