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黛信彦の時事ブログ

中国とまじめに付き合えるのか?-⑬米艦隊寄港拒否

2007年11月29日 | 中国とまじめに付き合えるのか?

空母入港拒否は「誤解」 中国外相と米大統領会談(共同通信) - goo ニュース
空母キティホークなど米艦艇は、4日間の香港寄港を求め香港沖で待機したが、寄港許可が下りなかったために21日、横須賀港に向かった。中国外務省は直後「人道的措置」として寄港許可を表明したが、米艦隊は針路を変えることはなかった。

中国は28日、ブッシュ米大統領に楊外相を会談させ、「誤解」に基づいた措置だったと説明し、憶測されていた、ダライ・ラマ14世の厚遇や台湾への武器売却決定への「報復」との見方を否定した格好にした。

しかし、これが中国の砲艦外交戦術である。
寄港不許可に対して米海軍ラフヘッド作戦部長が「寄港拒絶は驚きであり、建設的でない」又、キーティング司令官が「当惑させられた。来年一月の首脳部会議で取り上げる」など強行発言すると、中国外務省が動くという形である。

さて、日本の場合、
日本に対しても関係筋から「台湾有事の際、日本の対応によっては与那国島を攻撃する」「日中中間線の日本側での試掘を行った場合には、軍艦を出す」など、現場レベルでは恫喝に近い発言がされている。
日本は、これらに発言に対して反論しないから、すでに既成事実となってしまった。
海底ガス田を試掘すれば中国軍艦に追い払われるし、台湾有事に中国寄りでなければ、与那国島が侵略され、台湾攻撃の東の基地となる。
その素地が出来上がってしまったのである。


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