シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

ありえ~るのだ

2009-04-22 | おもうこと
さっきテレビをつけたら息子の友達にプロポーズされたという53歳の美女がでていました。そこに出演していた芸能人のリアクションが「ありえな~い」とあまりにうるさいからすぐ消してしまったけど、世の中「ありえな~い」ということが少なければ少ないほど自由だし、色んな可能性が広がるんだとおもいま~す。

この手の世界観はフランス滞在のお陰でずいぶん「ありえな~い」ということが減りました。70歳のじいさんが真面目に20歳の女性を口説くし、年の差20歳、30歳カップルなんてごまんと居るから滞在1か月で当たり前のことになってしまった。特に男性が上の場合はなんの驚きにもならない。

ある日、パリのデパートをうろうろしていた私はお母さんと若いカッコイイ息子さんの親子をみかけました。しかし、その瞬間、自分の世界観の狭さを恥ずかしく思いました。

目の前で濃厚なキスシーンが展開されたのでした。ぶちゅぶちゅぶちゅ・・・これは、さすがに親子ではないなと。(まあ親子もあり得るかもしれませんけどね)

この世界観をひっくりかえされた経験のお陰で、テレビを見ても「ありえるっちゅうねん」と一人でぶつぶつ言いましたが、別に男女のことに限らず「ありえな~い」ということをひとつずつ減らす度に自由度が増すということだなあと改めて思いました。

「ありえない」と思っている限りは起こらないもん。勿体ない。

なんでもあり得る。なんでもありなのだ。