今日は京都へフランス人観光客との交流会へ行ってきました。
最近、忙しくってバタバタしていて、行く直前まで「あ~しないといけないこといっぱいあるのになあ・・」と思いつつ行ったんだけど行ってよかった。こういうときこそ、気分転換というか「いつもと違う風」が必要なんだと思いながら帰ってきました。
この会に参加するのは二回目。前回は去年の秋かな、mixiで見つけたイベントで、ドキドキしながら行ったら意外とおもしろかったのでまた参加したいなあと思ってました。
春は観光シーズン。そりゃ桜のこの時期は日本を旅行するなら一番いいですもんねえ。そんなわけで春はこの交流会結構頻繁にあるみたいです。
今日の彼ら(25人くらい)は3つのグループで日本を旅行しているのですが、元締めしている(?)旅行会社が東京や京都で地元の人と交流会を開いて、フランス人と交流したい日本人をmixiで募集しているという形のようです。今回も2週間のグループ2つともうひとつは1か月の旅行チーム。といっても、宿泊とフライトだけ決めて後はチョイスできるシステムみたいでした。
2週間グループは、東京、箱根、富士山を見て、広島、宮島、そして最後は京都の旅程。(ちなみにHの発音ができない彼らには、箱根は「あこね」広島は「いろしま」です)
この交流会の為に彼らが持ってきてくれたお土産、前回はアルザスの鳥のマスコットと美味しいショコラや絵葉書や栞をいただいたのですが、今回はワインを3分の1ボトルとフルボトルをもらっちゃいました。うれしいなあ。
私のお隣に座っていた人は、私が居た南仏エクスから近いvelauxというところから来ていた人で食べ物やワインの話で盛り上がり、お土産は「女の人にはハーブ石鹸で男の人にワインあげようかと思っていたけど、そんなにワインが好きならこれは君にあげるよ!」と私が住んでいたあたりのCoteaux d'Aix-en-Provenceをいただきました。懐かしくってとっても嬉しかった。このワインは南仏料理を作って一緒にいただきます。
この人のお仕事、artisan(職人)ていうから、パン職人とか南仏の伝統工芸の人かなと思っていたら、chauffageのartisan というのです。「え? chauffage って暖房ちゃうかったかなあ?でも暖房なわけないか・・」などと一人で考えていたら彼は仏和辞書で調べてくれて、それを見るとやっぱり「暖房」。う~ん、暖房職人って何?
私にとって暖房って工場で作っているイメージがあるんだけど・・と伝えると、彼曰く暖房や台所を作る職人らしい(私の解釈があっていればの話だけど)。
これ、日本では全然わけわからん話だけれど、南仏に居ると郊外・・というか田舎に行くと結構自分で家作っちゃう人いるんです。日曜大工みたいなかわいいもんじゃなく、家まるごと作ったりしますからねえ。
だから、暖房関係や台所職人が居てもおかしくないのでしょうね。でも、「職業何?」「artisan(職人)」っていうところが格好いいなあって思っちゃうのでした。日本だったら「建築関係の仕事です」とかって言うのじゃないかしらん? 彼には職人の誇りみたいなのがあるんだろうなあ。
日本に関する彼らの見方は色々面白いものがあったのですが、隣の女性が「なんで日本人は英語が全然できないの?」と聞いてきました。日本人が英語ができないのは確かなんですけど、でもフランス人かてできへんやんけ~と喉のあたりまで出かかったのですが、その女性は中学の英語の先生でした。自分の生徒たちはできているから、そう思うのかなあ・・。やんわりと、「フランス人より日本人の方が英語できないかなあ?」と聞いてみたら「勿論」と言ってましたねえ。しかし、彼女によると「他のヨーロッパ圏、イタリアやスペインや北欧に比べてフランスの英語力は劣っていると言われていて、色々課題が多い」と言ってました。確かに北欧人の英語なんてネイティブレベルですからねえ。彼らの英語はほんとにすごい!
他にも日本人のファッションについて、日本のレストランについて彼らの見方、感じ方をいっぱい聞いて非常に興味深かったです。日本はそんな風に見えるのかと。
1次会の居酒屋を出て皆が「プリクラ行きたい~」ていうので、ゲーセンみたいなところに何年振りかで足を踏み入れました。最近のプリクラマシーンを見て唖然。なんじゃこりゃ~と私がカルチャーショックでした。しかし、彼らが皆プリクラを知っていてこれもびっくり。 東京でもプリクラやってたみたいですねえ。
私のフランス語能力は落ちる一方だけど、でもこうやって普段思いつかない考え方を聞いたりするって、自分の中にす~っと風が吹いて爽やかな気分。いろんな世界を知って、いつも風通しのいい人間でいたいものです。
最近、忙しくってバタバタしていて、行く直前まで「あ~しないといけないこといっぱいあるのになあ・・」と思いつつ行ったんだけど行ってよかった。こういうときこそ、気分転換というか「いつもと違う風」が必要なんだと思いながら帰ってきました。
この会に参加するのは二回目。前回は去年の秋かな、mixiで見つけたイベントで、ドキドキしながら行ったら意外とおもしろかったのでまた参加したいなあと思ってました。
春は観光シーズン。そりゃ桜のこの時期は日本を旅行するなら一番いいですもんねえ。そんなわけで春はこの交流会結構頻繁にあるみたいです。
今日の彼ら(25人くらい)は3つのグループで日本を旅行しているのですが、元締めしている(?)旅行会社が東京や京都で地元の人と交流会を開いて、フランス人と交流したい日本人をmixiで募集しているという形のようです。今回も2週間のグループ2つともうひとつは1か月の旅行チーム。といっても、宿泊とフライトだけ決めて後はチョイスできるシステムみたいでした。
2週間グループは、東京、箱根、富士山を見て、広島、宮島、そして最後は京都の旅程。(ちなみにHの発音ができない彼らには、箱根は「あこね」広島は「いろしま」です)
この交流会の為に彼らが持ってきてくれたお土産、前回はアルザスの鳥のマスコットと美味しいショコラや絵葉書や栞をいただいたのですが、今回はワインを3分の1ボトルとフルボトルをもらっちゃいました。うれしいなあ。
私のお隣に座っていた人は、私が居た南仏エクスから近いvelauxというところから来ていた人で食べ物やワインの話で盛り上がり、お土産は「女の人にはハーブ石鹸で男の人にワインあげようかと思っていたけど、そんなにワインが好きならこれは君にあげるよ!」と私が住んでいたあたりのCoteaux d'Aix-en-Provenceをいただきました。懐かしくってとっても嬉しかった。このワインは南仏料理を作って一緒にいただきます。
この人のお仕事、artisan(職人)ていうから、パン職人とか南仏の伝統工芸の人かなと思っていたら、chauffageのartisan というのです。「え? chauffage って暖房ちゃうかったかなあ?でも暖房なわけないか・・」などと一人で考えていたら彼は仏和辞書で調べてくれて、それを見るとやっぱり「暖房」。う~ん、暖房職人って何?
私にとって暖房って工場で作っているイメージがあるんだけど・・と伝えると、彼曰く暖房や台所を作る職人らしい(私の解釈があっていればの話だけど)。
これ、日本では全然わけわからん話だけれど、南仏に居ると郊外・・というか田舎に行くと結構自分で家作っちゃう人いるんです。日曜大工みたいなかわいいもんじゃなく、家まるごと作ったりしますからねえ。
だから、暖房関係や台所職人が居てもおかしくないのでしょうね。でも、「職業何?」「artisan(職人)」っていうところが格好いいなあって思っちゃうのでした。日本だったら「建築関係の仕事です」とかって言うのじゃないかしらん? 彼には職人の誇りみたいなのがあるんだろうなあ。
日本に関する彼らの見方は色々面白いものがあったのですが、隣の女性が「なんで日本人は英語が全然できないの?」と聞いてきました。日本人が英語ができないのは確かなんですけど、でもフランス人かてできへんやんけ~と喉のあたりまで出かかったのですが、その女性は中学の英語の先生でした。自分の生徒たちはできているから、そう思うのかなあ・・。やんわりと、「フランス人より日本人の方が英語できないかなあ?」と聞いてみたら「勿論」と言ってましたねえ。しかし、彼女によると「他のヨーロッパ圏、イタリアやスペインや北欧に比べてフランスの英語力は劣っていると言われていて、色々課題が多い」と言ってました。確かに北欧人の英語なんてネイティブレベルですからねえ。彼らの英語はほんとにすごい!
他にも日本人のファッションについて、日本のレストランについて彼らの見方、感じ方をいっぱい聞いて非常に興味深かったです。日本はそんな風に見えるのかと。
1次会の居酒屋を出て皆が「プリクラ行きたい~」ていうので、ゲーセンみたいなところに何年振りかで足を踏み入れました。最近のプリクラマシーンを見て唖然。なんじゃこりゃ~と私がカルチャーショックでした。しかし、彼らが皆プリクラを知っていてこれもびっくり。 東京でもプリクラやってたみたいですねえ。
私のフランス語能力は落ちる一方だけど、でもこうやって普段思いつかない考え方を聞いたりするって、自分の中にす~っと風が吹いて爽やかな気分。いろんな世界を知って、いつも風通しのいい人間でいたいものです。