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東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

大統領の殺し方

2009年12月18日 | 徒然のこと


ぶっそうなタイトルですが、これ、牛込神楽坂のシアターイワトでやっている
ドラマリーディングのもの。

ドラマリーディングとは芝居の戯曲を読むことだそう。

当日、舞台は数個の椅子と照明だけのシンプルな作りで
舞台上の役者さん達は黒い衣装というシンプルな出で立ち。

台詞の書かれた紙を手にして朗読する(演じる?)。

『大統領の殺し方』はクロアチアのお話。

登場人物は、

   白黒はっきりつけたい超理想主義者の弟
   世の中は白黒だけではすまないと悟った婚約者
   昔は「頭にもやのかかった理想主義者」だった兄
   実はとっても怖~い精神病院マネージャーの義姉


読み終わるたびに、はらりと紙を手から落としたり、床に投げつけたりするので
ドラマリーディングが終わるころ舞台はこんな↓感じに。



黒い床と白い紙のコントラストが、この物語の本質的な対立を浮かび上がらせる。
白だと思っていたことが黒かったり、その反対だったり。または黒の部分が多かったり。



国際演劇協会主催のドラマリーディング「バルカン半島の同時代演劇-紛争地域から生まれた演劇-」

『足跡~TRACKS』
『大統領の殺し方』
『ケバブ』

明日(12/19)までです♪
一見の価値あり!
もし興味あればぜひ!!