こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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企業のモラルが問われます!

2008年12月11日 08時19分33秒 | インポート

 昨日の帰宅は午後9時過ぎ(忘年会ではありません)、市議会での活発な議論があり、終わったのが午後8時を過ぎていたからです。今年は、食品偽装、年金改ざん、リストラの嵐など企業としての社会的・道義的問題と「格差と貧困の拡大」による「生存権」問題が大きな社会問題となりました。

 実は、昨日の補正予算審議で、私は一般廃棄物収集運搬業務委託に関わる問題をとりあげました。ご存じの通り、市議会初日に市長から「柏原埋立処分場の手数料過少納付」問題の行政報告がありましたが、その管理委託会社(2社)は現在4ヶ月間の「指名停止」処分を受けています。そうした理由もあり今回の一般廃棄物収集運搬業務委託には入札参加できません。しかし、この会社(2社)には系列会社があって、それぞれ「一般廃棄物収集運搬許可」を得ています。問題は、11/7付けで「指名停止」された●社は5日後に「系列会社」の代表取締役など役員体制を変えています。私は、「指名停止」前に変えているのであれば問題はないと思いますが、環境衛生部長は「今回の入札は条件付き(=許可業者)一般競争入札で行う」と答弁したので、「・・・●社の系列会社も入札対象とするのは世間では通らないのでは?」と質問すると議場からも「その通り」と一致した声が出ました。私は「こんなことでは、議会として承認すれば、議会の責任問題になる。何故、『指名停止後に系列会社の役員体制を変更した業者』を対象になれるのか」しっかりした説明を求めました。理事者側からは「契約実務」の解釈では「例え、●社が『指名停止されても』系列会社には及ばない」との説明もあり、議会として承認しました。しかし、入札に参加するのかどうかはこれからの問題。ここに、社会的・道義的責任とは何か、会社のモラルが問われていると思います。


悲しさと怒りの1日

2008年12月08日 22時30分14秒 | インポート

 今日の夜、親しくしている友人の母親が亡くなって通夜に参列してきました。

私の母と同じ大正生まれだけに、遺族の悲しみは辛いものを感じました。心からご冥福をお祈りします。(合掌)Img_03621

それにしても、今日は忙しいなかで、米軍戦闘機訓練移転市議会を休会にして30人の議員全員で千歳基地(2空団)での米軍戦闘機訓練移転の「現地説明会」(写真貼付)に参加してきました。2月のときは、全員参加していなかっただけに、様相は変わってきました。千歳市議会は、前回とは違って1人(?)しか参加していませんでした。説明のあと、質問時間がありましたが、北海道防衛局の司会者は「済みません。多くの方の質問を保障するために1人1問にしてください」と形式的な時間制限のある内容で、「1時間半」と言っても質問時間はわずか10分程度しかないのです。そのなかで質問したのは、苫小牧から参加した中野副市長、松井議員、矢農議員、西野議員、鳥越議員、そして航路直下代表として植苗の丹羽さんと私の7人だけでした。私は、「慣熟飛行(タッチ・アンド・ゴー、ロー・アプローチ)は行うのか、嘉手納基地から飛来する米F15戦闘機には『実弾が登載しているのか』」を質問。「慣熟訓練はこれから米軍と協議する。実弾は登載していない」との回答でした。こうした具体的な情報開示のない「現地説明会」では「やっても意味がないのでは?」と言う印象を与えていますが、「これも、慣熟訓練」だと思います。「意味がないもの」と思い込ませて、「現地説明会」を形骸化していくのも作戦だと思いました。「慣らす」、そして「抑止力」を強調。説明の中で「抑止力を理解する例として『交番にお巡りさんがいれば犯罪は少なくなる』と言うものが『抑止力』です」との説明には驚きました。今年の6月に千歳基地所属のF15戦闘機がアラスカ(米軍基地)での訓練に参加していることが、米軍の会見で明らかになりました。既に、米国の戦争にいつでも参加出来る実践訓練が行われているのです。日米安保で「日本は守られている、仮想敵国への抑止力が働いている」などは、詭弁そのものと感じたのはわたしだけでしょうか。米軍戦闘機訓練移転は中止させなければなりません。


着信歴に切実な要求が一杯

2008年12月07日 20時21分32秒 | インポート

 議会中になると、携帯電話は持ち込まないルールになっている(当たり前のことですが!)ので、議員控え室に置いておくと、着信歴が記録されています。以前でしたら、誰から電話が来たか名前が表示されていたのですが、恥ずかしいことに「携帯電話機を洗濯機に入れた」のでデータがすべて「消えて」しまいました。少しずつデータ入力しながら回復しつつある状態ですが、何年も会っていない方などデータ入力が出来ていません。記憶のない場合は、「済みません。どちら様でしたか?」と理由を説明し失礼のないように電話をさせて頂いています。そんな矢先、電話先の判らない着信歴があり、自宅に戻って掛けなおすと、以前から「消えた」年金で相談を受けていたIさんでした。「わしのように『癌』を宣告され治療に専念していても、年金歴が判ってもそのお金を手にするのは早くて1年先。あと、何ヶ月の余命なのに、貰えるものも手にしないで・・・」と息を途切れながら、必至になって社会保険庁の対応の悪さを批判していました。私も「国が勝手に法律をつくれば、文句なしに年金から天引きをするのに、『消えた』年金が判ったら直ぐに払うのが当たり前ですよネ」と言うと、「こんな問題は市議会議員の力で解決出来ないよネ」との一言に、何もお手伝いが出来ない悔しさと「常識が通らない官僚(行政)の対応」に改めて怒りを覚えました。テレビでの厚生労働大臣の会見では「すぐ対応します。年内に・・・」と国民受けの言い方はしますが、何も実行されていません。「机上だけで現場を知らない事務方が書いた原稿を読んでいるから、結果的にわしらのように明日の米代(治療代も含め)をどうするかと困っている国民がいること事態も知らないだろう」と言っていました。「渡辺議員は議会中だから一緒に行けないので、俺、週明け、社会保険事務所に出向き、再度嘆願してくるサ。自分が納得出来る様に対応してもらうから心配しないで!」と(電話相談)聞いてくれただけでも気持ちが救われたとの最後の一言で私の方が申し訳ないと思いました。師走だけに、明日からも携帯電話に相談の「着信歴」が残るでしょう。


納得できない市の解釈

2008年12月05日 20時14分39秒 | インポート

 こんな馬鹿げた話がありますか。昨日(12/4)、市議会で市長の「行政報告」に対する答弁Img_5806 の一節です。私が公設の柏原埋立処分場(産業廃棄物)のごみ処理手数料の過少納入問題をとりあげ、「(ごみ処理)手数料を『改ざん』し、今の段階(6年前まで遡って)で明らかになった着服金(私は公金横領だと思います)、約4.800万円に対し、委託会社(2社共同企業体)を告訴し、民法にある10年間の損害賠償を求めるべき」と追及しました。ところが市理事者からは「委託業者が受け取った手数料はあくまで『預かり金』で、(委託業者から)市に納入されたら『公金』なので、告訴はしない」と言うのです。埋立処分場は市民の税金でつくった公共施設です。「その敷地内で受け取った手数料を『預かり金』と市の顧問弁護士の見解」と答弁するのです。私は、納得できず「『預かり金』の定義を顧問弁護士から文書回答で貰って議会に提出してほしい」と要求しました。そこまで何故、拘るのか?市は何かと言えば「財政が厳しい」と言います。納めるべき正当の手数料を曖昧のまま見過ごして良いのでしょうか。市民が税Img_5812 を滞納したら、貰いたくない「督促状」や「差し押さえ」などが行われます。ですから、徹底的な真相究明をするためにも市として委託業者に「告訴」すべきと思います。確かに、「改ざん」し着服したのは委託業者の個人です。では、「委託業者がその個人を告訴したか」と言えばしていません。個人が着服し、その金額を委託業者が市に現時点で明らかになった金額を弁済しています。こんなやり方で「公共施設の委託契約」をやっているのです。私は絶対に「曖昧」に出来る問題ではないと思います。今後も調査・勉強をして、追及する決意です。住民監査請求も出来ます。一遍の行政報告で、片づけ出来る問題ではありません。(添付写真は本会議でパネルを使用して質問している私です)


米軍F15は来るな!

2008年12月02日 18時55分38秒 | インポート

 今朝ウォーキングをして気が付いたのは、先週までは「顔が痛くなるような?寒気」だったのに、今日は手袋が要らない「やや暖かい?」天候で、久々に60分歩きました。市役所への道中で見た双葉バイパス通りの温度計には「+℃」が表示されていたが、暖かいのか帰宅時間には雨模様でした。怖いのは、急な寒気団によって路面に出来る「ブラックアイスバーン」状態です。「怖い・危険」Img_5752 と言えば、米軍戦闘機の訓練です。今日は、10時から市議会「総合開発特別委員会」が開催され、12月8日~12日の期間に行われる在日米軍再編による千歳基地での「米軍戦闘機訓練移転」問題が議題でした。質問した議員は、矢農議員(せいしん)、西野議員(民主)、松井議員(民の声)、田村議員(緑風)、そして私の5人。(添付写真)終わったのは、午後4時近くでした。

 私は12月8日に千歳基地内で行われる「現地説明会」など4点質問しました。このなかで、国内5ヶ所に分散して行われている沖縄米海兵隊の実弾射撃訓練について、矢臼別実弾射撃訓練の例を引用し、現地説明会や情報開示が大きく後退している実態を指摘し、「現地説明会を協定書にしっかり補完すべき」と提案。岩倉市長は「現地説明会は重要な問題であり、補完協定に追加する前提で(北海道防衛局)協議を考える」と表明しました。他にも、新田原(にゅうたばる)基地での訓練移転(9/24)では、「親善パーティが開催され、二次会も行っている」ことを指摘し、「千歳も行うのか」と質すと「基地内で『親善パーティ』が予定されている?」との答弁に委員会でも驚きの声がでました。結局、訓練期間中は米軍の外出は自由。治安対策上大きな問題です。今年の2月の訓練では「外出禁止」(沖縄での女子中学生暴行事件で)にしたのに、その教訓は何も生かされていません。何回も同じことを繰り返し、慣らす行為は絶対に許してはならない。「戦争のための訓練は中止しかない」と声をあげることが大切です。