今朝のマスコミ各社は一斉に麻生内閣発足後の支持率を発表しました。あの政権「投げ捨て」した福田内閣発足直後の57.8%を下回る48%の数字を見て、国民は、「ゆきづまった自民党政治(自・公政治)に代わる「政治の中身」に期待しているんだ」と率直に思いました。ひとつの例として過日の総裁選で麻生氏は後期高齢者医療制度について「年齢で一律にやるのは、いかがと思う。抜本的に見直す必要がある」と世論に押されて「廃止」を言わざるを得ない状況になりました。ところが政権の座につくと、いとも簡単に「高齢者の信条に配慮し、より良い制度に改善する」と自・公政権合意を行い、「廃止」から「見直し」にすり替えました。 午前中、母の付き添いで病院に行くと、隣に座った女性が「渡辺さんですよネ!・・・今度の内閣は何ですか。2世だ3世(世襲)の人ばかりで、私たち(国民)の生活実態を誰も知らない内閣ですよネ」とちょっとしたあいさつのなかでも「政治談議」になります。高齢者「うば捨て」、若者「使い捨て」、政権「投げ捨て」、税金「使い捨て」。前者の方は「私たちは今の大変な状況(くらし)を良くしてほしい。それを判ってくれるのは、渡辺さんの党だけですネ」と言ってくれました。1年前の市議選を思い出しました。ある●●党の候補者が候補カーから私の事務所に向かって「反対だけで、実績なし」と「狂言綺語」を発していました。いまその党は多くの国民が願う「後期高齢者医療制度の廃止」に背を向け、市議会に提出された陳情に真っ先に「反対」の意思を示しました。日本共産党は国民の苦難に関する問題(戦争、消費税、医療改悪など)には正々堂々と「反対」の立場をとっています。「国で悪法をつくり、地方(市の負担)で福祉を良くせよ」の論法に道理はありません。私のところに「実績を口にするのであれば、市民生活を守ってから言ってほしい」と訴える市民が増えています。
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