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苫小牧の学校耐震大丈夫?

2008年06月02日 07時44分34秒 | インポート

こんにちは日本共産党の渡辺みつるです【臨時号】6/1付

 多くの学校が倒壊し、子どもたちが犠牲になった中国の四川大地震ですが、「苫小牧市の学校の耐震化は大丈夫ですか」という質問が届いています。
 ご存じのように、市内の学校はすべて災害時の避難箇所と位置づけられているだけに、不安の声は当然です。
 苫小牧では、人口の流動化によってこの数年間だけでも、新しい学校が建設されました。ところが、市内の小・中学校の「校舎と屋内体育館」を調べると、1971年度(昭和56年度)以前に建設され「耐震化されていない」校舎の棟(棟のうち複数以上も含む)が91棟、屋内体育館では21棟ありました。
 さらに、苫小牧駅を中心に東西の状況を調査すると、校舎棟では「耐震化率」が共に39%、屋内体育館では、東部地区が71%の耐震化率に対し、西部地区は50%の耐震化率でした。あまりにもかけ離れている数字を見て驚いています。「万が一」の災害時に避難箇所と指定されている学校の耐震化を見ると、市長の言う「安全・安心のまちづくり」には疑問を投げざるを得ません。学校の耐震化は子どもたちの「命と安全」にかかわる問題だけに、国の地方への押しつけ(耐震性の確保)という前に、国の教育予算をしつかりつけることが先決です。耐震化の遅れは、国の予算の削減がもたらしたもの。国は、いつまでに完了させるのか、財政措置を含め計画をつくり、早急に具体化すべきと私は考えます。