絶不調。絶不調であります。仕事が忙しいといえば聞こえがいいですが、要は身体も心もヘロヘロで、ブログを更新する気力が湧いてこないのです。申し訳ない。
しかしそんな状況にあってもとりあげねばならないニュースが。
なんとザッパ・プレイズ・ザッパがグラミーを受賞してしまったのです。
え? うそじゃないすよ。グラミー公式サイトのこのページ、カテゴリー19「Best Rock Instrumental Performance」をご覧あれ。
ね、ちゃんと受賞者マークがついてるでしょ。しかもデヴィッド・ギルモアやらメタリカやらナイン・インチ・ネイルズやらラッシュやらの超ビッグネームをおさえての受賞ですよ。すげえやんドウィージルくん。おめでとう。これで来日公演の告知に「グラミー受賞!見逃すな!」とか書けるね。
受賞したテイクってたぶんこれ↓だよね。このDVDに収録されてたやつ。
日頃はグラミーには関心はないのですが、ZPZがノミネートされていたのは知っていました。今日新聞で発表があったと知り、もしやと思って公式サイトをみたら、なんと受賞していたではありませんか。1987 Jazz From Hell、1995 Civilization Phase III に続く三つ目のグラミーのようです。...でも転勤のためコンサートに行くことは...
それはそうと、Lumpy MoneyのDisc 2の未発表84年版Lumpy Gravyには衝撃を受けました。(
かっ、歌詞がついている...)
Lumpy Money聴かれましたか。うちにはまだ届いてません。もうそろそろ届いてもいいころなんだけど…うう。
ジャズ・フロム・ヘルは、最近、一番聞いているザッパのアルバムです。フィリップ・K・ディックの小説の世界のように、機械というかアンドロイドかと思うような人間らしさの無い人たちと付き合っていかざるを得ないので、ザッパの冷たい機械音楽に温かみを感じるという変な気分です。
というよりも、気分が本当にどうしようもないとき、無機質な音楽だから心に余計な負担をかけずに睡眠導入財になるのです。ジャズ・フロム・ヘルの最初の二曲以後は、寝ているので聞いていることにはならないでしょう。
これにグラミー賞を与えた人たちは、きっとアンドロイドですね。
当時の評判はあまりよくなかった印象です。
だからグラミーを受賞した時はびっくりしましたが、先見の明があったといえるのかもしれません。
普段あまり聞かないアルバムですが、今日はひさしぶりに聴いてみようかな。
で、グラミーについては本家のHPに中継録画のリンクがあり(http://www.grammy.com/GRAMMY_Awards/GRAMMY_Live.aspx)、2時間53分頃からZPZの受賞スピーチが見られますが、まばらな客席にはなんと、GZ以下のZappa Familyが勢揃いで、こちらもある意味衝撃的でした。
ザッパ一家せいぞろいですか。時間があるときに見てみることにします。
Lumpy Moneyは土曜に届きました。たしかにヴォーカル付きはびっくりしましたね。
キャピトルオリジナルVerも、これまでZappateersにアップされていたアセテイト音源とまた違ったものだったので、ますます謎が深まりました。