ロードトリップ8日目は、
Atlanta(GA)からJackson(MS)へ移動します、
380マイル(=611km)
途中、Buc-eesで給油をしたら、
ものすごーい混雑&喧噪にビックリ
この辺りでは、まだBuc-eesが珍しいようで、
給油ポンプは空いているのに、店内が大混雑している、
というテキサスとは真逆な状況。
ジャクソン(ミシシッピ州都)に到着し、
Smith Robertson Museum & Cultual Centerへ 。
州議事堂すぐ裏なんだけど、数ブロックだけで、寂れ具合がスゴい
ミュージアムの周辺も、ボロ屋か廃屋か空き家か、寂れまくってる。
扉を開けようとしたら、ん閉まってる開館日なのに何故
彼がドアベルを押すと、奥から人が出てきて、ドアを開けてくれました
で、私たちが入ると、即、鍵をかけてました防犯の為だった・・・。
ミュージアムの建物は、ジャクソン市の公立小学校で初めての黒人が通う学校として、
1894~1971年まで使われていました。
1984年からは、ミシシッピ州&南部における黒人の歴史、
奴隷としての黒人の歴史、公民権運動についてのミュージアムとして、利用されています。
黒人が30~50日かけて、船でアフリカからアメリカに連れてこられた状況は、
真っ暗で、動けない位の、すし詰め状態の船の模型で体感できます。
とても詳しい説明があります、内容としては、かなり重い、でも事実。
昔は、黒人のMidwife(助産婦さん)が多かったんですね。
公民権運動、
白人と黒人で分かれていた水飲み場。
黒人の地位向上&人種差別撤廃に奔走したMedgar Wiley Eversについて、
かなり興味深い展示でした。
そして人種が絡むと暗殺も絡んでくる、
実際、Medgar Eversも、自宅前で白人(人種差別主義者)に銃で殺されている。
全体的に、暗くて重くて悲しい内容ばかりなんだけど、
こんなことが、比較的最近まで行われていた、と言う事実、
アメリカの人種差別は、まだまだ続く根深い問題です
とても小さなミュージアムだけど、絞った内容だけに、
内容はめちゃ濃いです、大人向け、オススメ
見終わって、何も言わず建物を出ても良かったけど、
それだと、鍵あけっぱなしだなぁと思ったので、
人を呼んで、私たちが出てから、鍵をしめてもらいました
すぐ近くは、昔、黒人が行き交ったFarish Streetがありました。
今は、ほぼ廃屋ばかりで見る影もありませんが、
1940年代は、お洒落をした黒人男女が行き交うお洒落スポットだったようです。