国際医療について考える

国際協力という分野に興味を持つ人たちとの情報共有、かつ国際協力に関する自分としてのより良いありかたについて考える場所。

Road Safety

2011-04-05 | Travel Medicine 各論
交通事故は死亡原因の9番目で2.2% (2004)、WHOによると2030年までに5番目3.6%まで増加すると予想される
先進国と比べて途上国でのリスクが高い
登録されている自動車100,000台当たりの事故死数
ブラジル     7人
ドイツ      9人
イギリス     10人
オーストラリア  11人
フランス     12人
米国       17人
ギリシャ     23人
タイ       49人
インドネシア   59人
ベトナム     62人
ロシア      93人
南アフリカ    173人
ジンバブエ    236人
インド      270人
タンザニア    449人
ザンビア     570人
ナイジェリア   630人
ケニア      1286人
マラウイ     2780人

旅行者は環境や交通規則、現地での習慣の変化、疲労、時差、移動距離の増加等から事故を起こしやすい
亡くなる人は若い人と運転者の場合は高齢者に多い
渡航者に対する注意点として、シートベルトやヘルメットを使用する、飲酒運転はしない、バイクに乗らない、夜間に移動をしない、交差点に気を付ける、保険に入る

旅行者の相対危険度(referenceを質問したら個人的理解によるデータとのこと…)
交通事故       30-100/1000year
マラリア(西アフリカ)10-50/1000year
交通事故死      3-5/1000year
マラリア(東南アジア)<1/100,000visits  
腸チフス       <1/100,000visits
黄熱         <1/10 million visits

毎日100人の旅行者が交通事故で亡くなり、2000人の旅行者が交通事故を起こしている
運転中でも歩行中でも交通事故は起こる
交通事故のリスクについても渡航者に提供すべき
法的な規制がない場所でも交通安全の規則は厳守する

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Jet-Lag 時差ボケ ジェットラグ | トップ | tsetsefly »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Travel Medicine 各論」カテゴリの最新記事