蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

怒涛の日々

2021年01月18日 14時38分13秒 | 日記

またもやBlogの更新を出来ない怒涛の日々が続いています💦

昨年の須坂☆キッズシアタープロジェクトが終わってから
劇団本公演一色‼

そして・・・

本日、劇団本公演のチケットが発売開始となりました。

チラシ表 チラシ裏

 

チケット画像

◇上田公演 会場:サントミューゼ
 2021年2月27日(土) 16:30開場/17:00開演
 2021年2月28日(日) 13:30開場/14:00開演
  

◇飯山公演 会場:なちゅら
 2021年3月21日(日) 13:00開場/13:30開演 
 

◇長野公演 会場:松代文化ホール
 2021年3月27日(土) 16:30開場/17:00
 2021年3月28日(日) 13:30開場/14:00
  

今回はー

幕末に生きた上田藩士「赤松小三郎」氏を主人公に
鎖国から開国に向かう日本が
新たな国の形を見い出していく様を舞台化❣

ダンス&身体パフォーマンス
歌、生演奏などのエンタメ要素を入れながら
飽きずに楽しくご覧いただけるよう
創意工夫を凝らして製作中です。

信州の偉人の一人「赤松小三郎」氏は
日本で初めて議会政治を提唱した上田藩(現・上田市)の武士。

坂本龍馬氏の船中八策は小説で有名になったけど
幕府への建白書と言う正式な文書で提出したのは
赤松小三郎さんであり、しかも
龍馬さんが船中八策を書いたとされる時期よりも
小三郎さんが文書を書いた時期のほうが早かった。

山本覚馬氏も、小三郎さんと同様の意見書を
明治政府に提出しています。

小三郎さんと龍馬さんは、勝海舟の兄弟弟子。
勝さんの初期の弟子が小三郎さん
勝さんの後期の弟子が龍馬さん

覚馬さんは、小三郎さんの教え子でした。

小三郎さんは、幼い頃から算盤・数学・天文好きで
どちらかというと学者肌。

その小三郎さんが、維新の風に巻き込まれ
分裂している日本の国を一つにしようとして
「天幕一和」(天皇と幕府が一つになること)を唱え
危険を顧みず、幕府と薩摩を結ぶべく奔走!

今の日本の形が出来上がっていく過程を知ることが
政治の本来あるべき姿を知る機会になるのではないかと・・・

政治って難しい、と思っている方も
必要性を感じることができれば
政治に向かう姿勢が変わるかもしれない・・・

そんな願いを込めて台本を執筆しました。

とはいえ、エンタメは楽しいのが一番!

楽しみながら感動していただき
見終わった後、ご家族や友だちと
ゆっくり語り合っていただけたら嬉しいです。

今回は、上田市と飯山市のご共催をいただき
3都市で上演することになりました。

ぜひぜひお近くの会場に足をお運びください。

コロナ禍で先行き不透明ですが
万全を期して取り組んでまいります!

公演詳細は下記をご覧ください。

 劇空間夢幻工房HP最新公演情報

下記は劇団のチケット予約フォームです。

 チケット予約フォーム

長野公演は指定席販売がありますので
良いお席でご覧になりたい方は
お早めにお申し込みくださいねー💛

皆さまのお申し込みをお待ちしています‼


中野市職業訓練センター 就職支援講座

2021年01月05日 23時07分00秒 | 日記
今日は中野市の職業訓練センターにて
就職支援講座の最終日✨

この講座では
演劇の基礎レッスンを元にして
私が考案したレクチャーと
グループワーク中心に
コミュニケーションと表現力を磨いていく。

中途採用者向けの講座で
受講者の年齢層は広く
様々な価値観の方との出会いの場であり
教える立場だけど、私自身も
毎回気づきが多く学ばせて頂いている。

もう何年継続しているのか忘れるくらい
長い期間携わらせていただき
WS講師としてのスキルを
磨く時間にもなっている。

サポート講師はケンジ。
ケンジにとっても学びの場。

彼は一昨年より他校からご依頼を受け
講師として複数の学校に関わっている。

親が子どもと共に成長するのと同じで
講師や先生も、受講生や生徒と共に
成長していくー

これって良い関係だなーと。

この講座は、最終日にグループに分かれて
エチュード(即興劇)を
発表することになっている。

2回目の講座が年末で3回目の今日まで
間が2週間ほど空いてしまったけど
両チームとも台本や小道具まで
製作していてビックリ‼️

要点を押さえた内容で
何より面白かった❣️

発する言葉が自然で
セリフセリフしていなくて
お一人お一人が輝いていて…

最後の振り返りで
みんな「楽しかった」と
感想を述べてくれたけど
楽しんでいるのが伝わるエチュードでした。

こういう時

 あー幸せだなー💕

と感じます(^^)

皆さんに感謝‼️

今日がラストなので皆さんに
劇団カレンダーを進呈♪

ついでに劇団本公演の仮チラシも配布✨

予定がつけば観劇に来てくれるそうで♪♫

嬉しいねー

講座自体の期間は3ヶ月。

全員が無事修了式を迎えられますように……

信州の偉人 赤松小三郎氏の人生を辿って…

2021年01月04日 20時40分00秒 | 日記
今日は朝から執筆作業。

あ、写真は昨年12月に
上田市長に面会させていただいた時のもの。

今回の劇団本公演は有り難いことに
上田市&上田市教育委員会
飯山市&飯山市教育委員会
上記自治体からご共催をいただき
上演させていただくことになっている。

更に上田市の赤松小三郎顕彰会の方々からも
ご協力をいただけることになり
上田市長との面会も顕彰会の方が
アポイントをとってくださった。

ありがとうございます❗️


台本を執筆しながら……

赤松小三郎さんの人生を辿りながら
その折々の小三郎さんが抱いた感情に
想いを馳せる。

歴史を知るだけなら本を読めばいい。
あるいはドキュメンタリーのほうが
出来事は正しく伝わるかもしれない。

演劇はフィクションだ。

会ったことがない人物を
残存する文献を読み写真を見て
人と成りを想像し、描いていく。

文献やドキュメンタリーとは異なる
演劇というツールを使って
表現するのは何故か。

本質を掴むことが大切。

思い込みだけで走ると
気づいた時には
誤った解釈に陥るケースも💦

だから本質から外れないように
枝葉を道標にして本質に迫っていく💫

抽象的だねー(^_^;)

けど、これが歴史上の人物を描くときの
私自身の注意点。

最後の大詰めに差し掛かっているー

お正月稽古 2日目💫 『維新の彗星 〜赤松小三郎〜』

2021年01月03日 19時36分00秒 | 日記
昨日に続き、今日も朝からお正月稽古❗️


8人中6人のキャストと
バイオリンの牧美花さんが集合✨



今朝、メンターさんから修正音源が届き
早速ダンス振り付けを修正❗️

今回の振り付けはケンジ^ ^



振り付けがひと段落したところで
台本修正版を配布して本読み。





12:30から衣装担当の北村さんが
衣装チェックに来てくれた。





みんなお正月返上で
舞台の成功を目指して
協力してくださっている。

ありがとうございます😊

しかしながら…

今日も東京の新型コロナ感染者は
800人を超えていて…

数字を見て一喜一憂しても仕方ない…
と思いつつも、不安が脳裏をよぎる💦

感染対策をして万全を期すのみ❗️

実はこの劇団本公演と平行して
進行すべき案件が2つありまして…

やることいっぱい(((o(*゚▽゚*)o)))
ありがたやー

先程も辰野町の寺子屋シアターの
実行委員さんから
zoom打ち合わせのご依頼が(^◇^;)

今年の10月に辰野町でも
市民劇の上演を予定している。

この他、9月の小布施北斎ホールシアターと
2022年1月、須坂☆キッズシアターの
ご依頼もいただいるのだけど
更にもう一つ!
佐久市「こころのミュージカル」から
台本執筆のご依頼もいただき
この台本は4月に脱稿しなければならない💦

辰野町市民劇の台本脱稿は5月予定。

いずれも信州に生きた武将のお話なので
下調べが重要だ。

昨年中に資料は取り寄せ
一通り目は通したけどねー

どの舞台も大勢の方のご支援があって
成立しているステージ。

皆さんの笑顔を想像しながら
一つずつ丁寧に創作していきたい。

そして令和3年度の締めくくりは
劇団本公演♪
面白くて大きな企画を計画中なので
確定したら、またお知らせしますね〜


ここで私事を…

昨年8月、長男夫婦に子どもが生まれた。

私にとっては初孫💕

誕生から5ヶ月が過ぎようとしている。

こまめに孫の写真を送ってくれるので
会えなくても成長過程がわかるのが嬉しい。

そういう意味では、とても良き時代💖

疲れていても、かわいらしい写真はを見たり
動画で赤ちゃんの声を聞かせてもらったり♫





赤ちゃんは幸せを運んでくれる天使🌸

コロナ感染拡大により
東京に住む長男夫婦&初孫に
いつ会えるかわからないけど
すくすく育つ小さな命は希望の光✨

一つの励みにして
朗らかに活動していこう❣️

2021年 初稽古💫

2021年01月02日 21時18分00秒 | 日記
今日は初稽古💫

演目は『維新の彗星 〜赤松 小三郎〜〜』

幕末に生きた上田藩士 赤松小三郎さんが主人公♫

原作は江宮隆之先生の著書「龍馬の影」

本の内容は……

幕末、坂本龍馬より先に議会制政治を構想し
龍馬より少し前に暗殺された男がいた。
歴史に埋もれた赤松小三郎という男の
鮮烈にして壮絶な、夢と挫折の生涯を
はじめて描く傑作時代小説ーー

坂本龍馬氏の船中八策が
明治政府の政治に影響を与えたというのは
幕末〜明治維新に興味のある人であれば
誰でも知っていると言って良いくらい有名な話。

実は龍馬よりも前に、国内の内戦を阻止すべく
幕府、朝廷、薩摩、長州、会津を奔走し
国の政治な仕組みについて詳しい提言を
幕府や有力大名に建白書として提出した人がいた。

それが、赤松小三郎氏なのだ!

この小説を初めて読んだのは2015年の初夏。

その年の夏の野外劇で、江宮先生が書かれた
「将軍慶喜を叱った男 堀直虎」を原作に
幕末の須坂藩主 堀直虎公が主人公のステージを
劇団創立15周年記念公演として上演することになり
江宮先生にヒアリングのお時間をいただいた時
先生が私に「龍馬の影」をくださった。

帰宅後、早速読んでみたところ
とっても面白くて、議会制民主主義を
初めて文書として正式に建白した小三郎さんの名を
耳にしたことすらなかった私は衝撃を受けた。

直虎公の時も全く同じで、先生の本との出会いが
私を目覚めさせてくれた、といっても過言ではない。

2015年に上演した市民野外劇「Straight Tiger 直虎」は
大変ご好評をいただき、その2年後
須坂市の実行委員会からお声がけをいただき
メセナホールの大ホールで再演させていただいた。

この時、ホール職員さんが
 演劇でこれほど集客できたのは
 ホール始まって以来❗️
と驚いていらしたことを鮮明に覚えている。

あれから5年が過ぎ、今回ようやく舞台化することに✨

当初はじっくり時間をかけて準備して…
と思っていたが、昨年はコロナ禍で
スケジュールがハチャメチャになり
下半期がこれまで以上に多忙を極め
短期決戦になってしまった💦

けど、この舞台、マジ面白いです。

原作が面白いのだから当然なんだけど
赤松顕彰会の方から新情報を伺ったりして
中身の濃い内容に仕上がりそう。

現代と幕末をつなぐことで
歴史に興味がない人にも
楽しくご覧いただけるように、そして
小三郎さん始めより良い日本にすべく
命をかけて奔走した人々がいるから
今の日本があり、法に守られた生活と
平等な社会があるもいうことを
心で感じていただける作品に出来れば…と。

面白くなければわたし自身が飽きるので(^◇^;)
面白くなるはず❣️

その舞台の新年初稽古が今日でした💕

お正月2日目から稽古に付き合ってくれた
キャスト陣に感謝😭

下記は稽古写真だけど
動画を切り取ったのでちょっとピンぼけ💦