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昨日は、1月21日にご勇退された小布施町の前町長・市村氏のお宅へ💛
ご退任されると聞いて、これまでの御礼に伺わねば!と思いながらも
昨年秋から寸暇を惜しむ日々が続き時間が取れないまま
ついに3月に入ってしまった💦
市村さんは、小布施町で上演する市民劇の台本を
毎回必ず読んでから公演パンフレットへ寄稿文を
ご執筆くださるご奇特な方。
これまでは、いつも町長室でお話する程度で
ゆっくり対話させていただく機会がなかった。
市村さんに「維新の彗星」をご覧いただきたいと思い
ショートメールを送ってみたところ、お返事をいただき
何度かやり取りをして、市村邸を訪問させていただくことになった。
同行者はケンジ。
小布施町で市民劇が定着したのは
小布施町文化事業活性化実行委員会様のおかげだが
市村さんのお力添えは大きかった。
市民劇上演の折には、公演前に必ずご挨拶をしてくださり
夢幻工房や私のことをお客様にご紹介してくださった。
その姿を私はいつもオペレーター席で拝見し
有難さで胸がいっぱいになり
終演後、町長にお礼をお伝えしようと思うが
いつも姿を発見できず、直接御礼を申し上げたことがない(^-^;
なんと不義理な奴💦
そんな私をいつも温かくご支援くださったことに対して
お礼を申し上げると、市村さんは急に立ち上がってどこかへ。
すぐに戻ってきて
これ、全部取ってあるんですよー
と言って、私が市村さんに贈呈した台本と
小布施公演パンフレットを見せてくださった。
おお~全部きちんと保管してくださっている!
ありがとうございます‼
実は昨日も「維新の彗星」の台本を贈呈。
今回は特別に演出台本をお渡しした。
演出台本というのは、音響・照明・映像・場転の
全てのきっかけが記載された台本。
キャスト、スタッフ以外に公開することのない台本だけど
今週末の公演は都合で観劇できないと仰るので
どんな舞台が想像していただきたいと思い
演出台本をお渡しすることにした。
脚本や戯曲を読みなれない人が読んでも
恐らく理解できないし、きっかけだらけで
逆に読みづらいかもしれないが
市村さんなら想像し楽しんでくださるはず。
暫し穏やかな市村さんとの楽しいひと時♪
実は市村さん、学生時代に演劇経験があり
演劇に関しても造詣が深く、勉強にもなる。
特に1960年代&1970年代の学生運動についてのお話は興味深く
次回、またゆっくりお話を伺いたいなーと。
これまでの御礼に伺ったのに
お昼までご馳走になってしまい恐縮です(^-^;
ゆっくりお話ができて嬉しかった~~
本当にありがとうございましたm(__)m
これからもどうぞよろしくお願いいたします❣
あ、そうそう。
ご紹介いただいた本が一冊。
『舞台をまわす、舞台がまわる - 山崎正和オーラルヒストリー』
帰宅後、早速Amazonで購入。
山崎正和さんは劇作家でもあり
「世阿弥」は第9回岸田國士戯曲賞を受賞。
世阿弥は室町時代の申楽師で
能の芸術性を理論・哲学的に綴った「風姿花伝」は有名。
私も少なからず影響を受けているが
この話はまたいずれ・・・
オーラルヒストリーとは・・・
口述歴史(こうじゅつれきし)。
歴史研究のために関係者から直接話を聞き取り
記録としてまとめること。
個人や組織の経験をインタヴューし
記録を作成して後世に伝える―
つまり対話を通して歴史を紡ぐということか。
あ!
私が市村さんからお聞きしたいと思ったのは
まさにコレ。
私が数年携わっている偉人伝の創作劇は
その時代の書物を通して浮かび上がってきたことを
文字に起こし、舞台化している。
似てるなー
それもあって、この本を勧めてくださったのか・・・
早急に執筆しなければならない台本を2本抱えているけど
合い間をぬって、この本を読んでみよう。
今後の何かのヒントになるかも・・・
そんな予感がしている(^^♪