蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

嬉しい電話

2013年03月29日 14時29分37秒 | 日記
先程、戸倉上山田で演劇活動を行っている
劇団グループ21の座長Mさんからお電話をいただいた。

先月、NBS関係の仕事でご一緒したのだが
私も本公演前で忙しく、殆ど話も出来ずじまいでして。。

そのMさんが執筆された戯曲「淡雪涅槃」が

ナント!!

≪テアトロ新人戯曲賞 佳作≫

に、選ばれました!



「テアトロ」は演劇雑誌で、旬な戯曲や
演出家・作家の評論・随筆などが掲載されている。

私も以前は毎月購入して読んでたっけ。

あ、話がずれた。

Mさんからのお電話は、6月に
記念公演&パーティを行うというご連絡だった。

嬉しいですね~
忘れずにご連絡いただけたことが嬉しいです♪

Mさんとは、以前所属していた劇団の舞台で
一度だけご一緒したことがある。
Mさんが演出家の役で私が舞台監督の役…
懐かしいなぁ~

それ以来のお付き合いだが
夢幻を立ち上げてからは、年に一回ぐらい
彼が経営しているレストランを尋ねる程度だった。
会えば、芝居談義に花を咲かせることができる
地方では数少ない演劇人のお一人だ。

20年位前、初めて会った頃のMさんは
役者・演出・脚本の全てを手掛けていたが
最近は、役者よりも演出・脚本に力を入れているらしい。

Mさん曰く

  受賞作のような作品は、現状舞台化できないからね
  せっかく書いたし、ちょっと応募してみようかと思って…

ちょっと応募して受賞出来ちゃうなんて凄いよね~

  これからも、年に一本ぐらい書いていきたい

と仰ってました。

一つわかったのは、年齢や経験関係なく
名が知られていなければ「新人」の枠に入るってこと。

そう言えば、若手演出家コンクールの基準も
「自分が若手だと思う人」だったような…

要は作品次第、ってことなんだよな。

何はともあれ、地道に地元で演劇活動を続け
今回手にした大きなご褒美?!

おめでとうございます!
心よりお祝い申し上げます!

3月13日に発売されたテアトロ2013年4月に
受賞作品が掲載されています。
私も先日購入しましたが、斜め読みしかしていないので
もう一度じっくり読もうと思っています。
なんというか…重厚な作品です。
そして、戯曲らしい戯曲!
ああ、戯曲ってこう書くんだ、と改めて思いました。
私も書いているけれど、上演台本と戯曲との違い…
みたいなことを考えています。

ご興味のある方は、下記をクリックしてみてね。

 テアトロ2013年4月号

記念公演に関する詳細が届き次第、改めてご案内しますの
ぜひ皆様、会場へ足をお運び下さい!

同年代で頑張っている演劇仲間の存在は励みになるなぁ~

よし!
私ももっと精進して良い作品を創っていこう♪


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