蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

パンフデータ転送完了!

2014年02月24日 23時01分10秒 | 日記
先程、予定通り公演パンフレットデータを転送完了。
明日、印刷会社でチェックしていただいて
不備がなければ、入稿完了となる。

昨夜、仕上げてしまいたかったが
脳の働きが弱っていて(??)
集中力が不足していたため
ミスが怖いので、しっかり睡眠をとって
今日、入稿作業を行った。

データ作成にご協力いただいた
つっきーに心から感謝です!

昨日も、朝から稽古。
パーカッションの波田野さんと
バイオリンの牧さんが参加してくれて
午後から、通し稽古を開始。

衣装の着替えや小道具の確認などをしながら
進めて行く。

私も初めて衣装を着用。
基本的に和服は着慣れているほうなので
所作的な不安はないが
他のメンバーの所作が、まだまだ気になる。

着物のソデの使い方や、足の運び方など
一通りは教えたが、後は各自がどこまで
気にして練習するかにかかっている。

キーワードは『立ち居振る舞い』

特に準劇団員2人は、台詞術に加え
この点を重視して稽古に励んでもらいたい。

みんなの呼吸が合うと、断然良くなるんだけどなぁ…
と思うシーンがいくつかある。

『呼吸を合わせる』には、どうしたら良いか。
繰り返し稽古をする、というのは基本だけど
何度繰り返しても、呼吸を合わせられない人も…

良いテンポとか良いリズムのイメージがないのかもしれない。

早ければ良いというものでもなく
同じリズムなら良いというものでもない。

前提条件をもう一度洗い直して
シーンに必要なコミカル感とか緊迫感とかを
イメージして欲しいな。

改めて思うのは、記憶にないことは
表現出来ないということ。
だから、良い舞台や魅力的な役者の演技を
見たり観察する必要があるんだよね。

 演技は盗むもの

これは、昔から言われている言葉。

魅力的な役者の演技をじっと観察し
まずは真似をして、自分のものにしていくのだ。

観劇回数が少ない役者や
観劇の趣味に偏りのある役者は
引き出しの中身が少なく、演技の幅が狭い。

役者を志す人には、質の高い舞台を
どんどん観てもらいたいと切に思う。

さて、残すところ後10日。
カウントダウンは始まった♪

有意義な稽古時間を過ごせるよう
準備をして稽古に臨もう。


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