蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

ディスカッション☆

2014年02月22日 23時10分49秒 | 日記
連日、稽古と公演準備であっという間に時間が過ぎて行く。

昨日は、平日だけど午後から稽古。
私と絡みのあるクボちゃんとガンちゃんに
付き合ってもらい、稽古をさせてもらった。
二人に感謝!

なかなか自分の稽古時間が取れないのは
毎度のことだが、稽古をしなければ
お客様にお見せできる演技には至らない。
当然のことですけど…(汗)

あと2週間か…
死に物狂いで頑張る!

今日は、朝から稽古。
あやふやなシーンを抜き出し、何度か返しながら
各役者陣に、シーンにおいての役割や
心情・状況を伝えつつ、演技面のアドバイスもしていく。

ようやくここに来て、それぞれが
役を掴み始めたように思う。

ここから2週間の繰り返し稽古で
私を含め、みんながどこまで
完成度を上げることが出来るか…だね。

夜は、キッズと青年クラスの稽古。

キッズは、基礎訓練の後
私がハルカちゃんの朗読の稽古をつけている間
ガンちゃんが、ユウキ君とアイリちゃんの
「雪わたり」の稽古を見てくれた。

青年クラスは、基礎訓練の後
4月の座内発表会の稽古。

ケンジ君が構成・演出を担当。

発表会の稽古は、今日で3回目だが
研修生のうち2人が都合で欠席していたため
出席していた準劇団員と研修生が
これまでの稽古内容をディスカッション形式で
四苦八苦しながらも(?)二人に伝えた。

なぜ?
どうして?
なにを?
何のために?

行動の根底にあるものは何か?

役作りに重要なワードが飛び出す。
しっかりインプットして欲しいな。

先週もそうだったけど、良いディスカッションが進行中。
こういう時間、とても大切だと思う。

自分の脳で考え、自分の言葉で話さないと
身についていかないんだよね。

その後、課題を身体のみで表現。
言葉を一切使わず、身体でコミュニケーションを取っていく。

 言葉って何のためにあるんだろう。

言葉に頼らず表現する面白さを見ながら
そんなことを考えたり。

言葉の力
言葉の無力さ

私は言葉には力があると思っている。

言葉の無力を感じる時

それは、相手に伝わらない時―

伝わらない原因は何か

伝え手の問題
受け取り手の問題

言葉が力を発揮するには
伝達・受信の双方向性が成立する必要があるんだよね―


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