蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

本番間近♪

2014年02月25日 23時43分34秒 | 日記
以前撮影したDVDのCM撮影の仕事が入り
一昨日と昨日、5人の団員&夢幻関係者が撮影に臨んだ。
お声掛けいただきましたA社様、誠にありがとうございました。

また、日曜日の夜は某テレビドラマの撮影もあり
本公演の稽古&小布施WSの稽古と
先週末も盛りだくさんのメニューだった。

今日は、午前中に印刷会社から
公演パンフレットデータ不備無しのご連絡を頂き
無事入稿完了♪

ホッと胸を撫で下ろす。

お昼前、中野へ向かう。
今日は、職業訓練センター講師の仕事。
表現の基礎練習の後
「会社で求められる人物像」のグループワーク。
その後、一つのエピソードを元にエチュード発表。
盛りだくさんで駆け足になってしまったが
皆さん、前向きに取り組んでくれて
いい感じで発表を終えることが出来た。
来週は本公演の関係でお休み。
再来週、プレゼンをしてこのクラスは終了となる。

そうそう!
グループワーク発表の中で発見が一つ。

「ホウレンソウ」と呼ばれる
「報告」「連絡」「相談」は社員にとって
そして、組織に所属する人にとって
欠かしてはならないことだが
これが案外、出来ない人が多い。

私は、責任感の不足が原因だと思っていたが
今日、一つのチームの発表の中で
「ホウレンソウ」がスムーズに行われない原因は
「コミュニケーション」不足だとの指摘があった。

最初「え?」と思ったが
少し考え「なるほど~」と納得。

もちろん「無責任」が原因の場合もあるが
「ホウレンソウ」が出来ない理由の一つに
「言いづらい」「言いにくい」がある。
この場合、無責任というよりも
コミュニケーション不全に近いのかも…と。

「言いづらい」というのを掘り下げると、その下には
「上司が怖い」「怒られたくない」という感情が存在する。
何故こういう負の感情がわくのか。
上司が厳しかったり怖かったりする場合、起こりがちな感情。
ケースバイケースで、どちらがどう、と、断定出来ないが
どちらの問題にせよ、スムーズでないことは確か。

…けど、上司と社員はお友達ではないし
上司が甘い顔をして、社員のご機嫌をとっているようでは困る。
かといって、怖ろしくて相談出来ない状態も困る。

うーむ…

いい按配って難しいねぇ…
会社におけるコミュニケーションについて
再考してみようと思う出来事だった。

終了後、稽古場へ直行。

今日は、長野舞台の舞台監督Sさん
照明のY社長、音響のKさんが下見にいらした。
生演奏のお二人にもご参加いただき
本番前の緊張感に包まれる中、通し稽古開始。

傍らでは衣装の北村さんとトウコさんが
衣装をチクチクチクチク…

通し稽古は、若干止めてきっかけ確認などがあったが
Kさんが音出しをして下さったので
日曜日よりはスムーズに通すことができた。

まだまだ完成度を上げて行く必要があるが
中だるみするシーンに若干手を加えれば
これで行けそう、という確信が持てて、ホッ。

役者陣は、かなり大変そう(苦笑)
早替えがあるし、体力も使う上に、多様な台詞術が必要で
脳も感情もフル回転という感じ。
しかし、全てのシーンを完璧に出来れば
かなりのスキルアップに繋がるはず。

習うより慣れろ!ですね。

稽古終了後、スタッフさんと打ち合わせをして解散。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

トウコさんは明日も稽古場に来て
衣装縫製をしてくださるとのこと。
明日は他に、仮面製作のシンヤ君と
小道具製作のなっちゃんも来てくれる予定。

皆さんのご協力に感謝です!


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