先月末、長野市長宛てに「みどりのはがき」に
公共施設wi-fi環境の整備に関する要望を提出。
本日、お返事をいただいた。
★要望
現在、コロナ禍により、大勢での公民館活動が厳しい状況です。
人数を制限して活動をする場合、参加できないメンバーは自宅にてオンラインで参加する方向を模索中です。
zoom等のアプリを利用して、不参加者にリアルタイムで配信を考えていますが、インターネットへの接続が必要です。
個人や団体でwi-fiを購入し、毎月の利用料を支払うのは経済的に厳しいというのが現状です。
新しい生活様式への転換のために、ぜひご検討ください。
ただ公民館全施設は総数が多く厳しいかもしれません。
その場合、市内公共施設で文化祭や発表会を開催しているホールだけでもwi-fi環境が整えば、無観客あるいは人数制限での発表会を行う場合、参加できない方にオンラインで配信できれば、ご自宅で楽しんでいただくこともできます。
更に長野市内公共ホールについても同様にwi-fi環境があれば、有料公演を行うことも可能になります。
ぜひともご検討賜りますよう、よろしくお願いいたします。
★お返事
はじめに、公民館のWi-Fi環境の整備につきまして、お答えいたします。
「新しい生活様式」の中における公民館での学習方法として、zoom等のアプリを使った遠隔学習に必要なWi-Fi環境の整備についてご提案を頂きましたが、設置および維持に多額の経費がかかることから、現在導入の予定はありませんので、ご理解をお願いいたします。
公民館等の利用に際しては、普段より広い部屋をお使いいただき、身体的距離の確保、マスクの着用、こまめな換気等いわゆる3密を避けながら、できるだけ多くの方が学習に参加できる工夫を行っていただき、公民館をご利用いただきますようお願いいたします。
次に、公民館以外の市内の公共施設ホールのWi-Fi環境につきまして、お答えいたします。
「勤労者女性会館しなのき」(西鶴賀町・電話026-237-8300)は、職業生活や日常生活に必要な知識や技術を学ぶとともに、趣味やスポーツ・レクリエーションを楽しむなど、市民活動のための施設としてご利用いただいております。
現在、勤労者女性会館しなのき2階ホールはWi-Fi利用が可能となっておりますので、Wi-Fi設備の使用をお申し込みの上、ご利用いただければと思います。
このほか、市では市民の文化の創造および交流の促進を行うことを目的とした施設として、「若里市民文化ホール」(若里)のほか、文化芸術の振興を目的とした施設として、「長野市芸術館」(緑町)、「松代文化ホール」(松代町松代)および「東部文化ホール」(小島)の3施設があります。
若里文化ホールではこれまで市民、企業、各種団体等の皆さまに講演会や講習会、コンサート等で利用いただいており、ホール内では携帯電話等の電源をお切りいただくことが多いこともあるなど、現在のところ4施設ともにWi-Fi設備は整備されておりませんが、新型コロナウイルス感染症が終息しない状況下では、「新しい生活様式」に適応したホールの利用方法や文化芸術活動の在り方、利用者ニーズを踏まえた環境整備が必要と認識しています。
頂いたご提案につきましては、今後の管理運営の参考とさせていただきます。
要約すると・・・
●公民館は予算がなく導入の予定はない
●公共ホールは「新しい生活様式」に適応した環境整備が必要
この提案は参考にする
やっぱり公民館は無理か・・・
数が多いものね・・・
せめて大きな多目的ホールがある
更北公民館、吉田公民館、安茂里公民館などに
設置していただければ・・・と思ったんだけどねー
公共ホールは・・・
現時点で「勤労者女性会館しなのき」はwi-fi利用可能
長野市芸術館、若里文化ホール、松代文化ホール、東部文化ホールは
もしかしたらwi-fi環境を整備していただける可能性あり
もしかしたら・・・だけどね(^-^;
あ、そうそう!
今月の長野市報に「個別施設計画」の策定を進めるとの記載があった。
理由は・・・
人口減少による市民ニーズの変化
老朽化した公共施設の改修・更新経費増大への対応
とのこと。
将来にわたり公共施設を最適な状態で維持していくため
今後計画的に施設を減らし適正な場所に配置していくと・・・
長野市は公民館数が日本一多く
市民は無料で使用ができるため
ハイカルチャー、ポップカルチャーが盛んで
他市から文化度の高い自治体と思われていた。
けど、これからどうなっていくのか・・・
人口に比例した施設数というのは妥当のように聞こえるが
基準の定め方次第では、これまで盛んだった公民館活動が
今まで通りに行うことができなくなる可能性を孕んでいる。
この策定に伴い、長野市では
「公共施設適正化検討委員会委員」2名を公募している。
締め切りは7/10
◎委員を希望される長野市民の方へ
長野市第二庁舎4階の公共施設マネジメント推進課にある
所定の応募用紙に必要事項を記入して
下記のテーマによる小論文(800字程度)を添えて同課に提出
「私が考える長野市における公共施設の将来のあり方」
ご意見のある方は応募してみてはいかがでしょうか。
高齢化が進んでいる今、公民館活動は
心身の健康に大切な文化芸術活動を育むひと時だ。
出産人口の減少による人口減少が
必ずしも公共施設の利用人口減少にはつながらない。
高齢者の割合は増加しているわけだから。
戦後のベビーブームに誕生した方も多く
私の世代の人口もかなり多い。
将来的に施設数を減らす開始時期を
どこに設定するのか・・・
今後、動向を見守っていきたい。