蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

真田氏の史跡巡り♪

2016年05月24日 23時34分53秒 | 日記
昨日は、久しぶりに大掃除!
毎日、家のことはホッタラかしで
舞台にまっしぐら~
を続けていたら、散らかり放題(・・;)

オープンエアの台本執筆をする前に
まずは部屋をすっきりさせねば・・・

部屋がすっきりしていないと
脳内もすっきりせず
良い閃きが落ちて来ないのだ。

ようやく片付いて、環境が整った。
今週末の合同公演が終わったら
台本執筆にまっしぐら~~の予定(汗)

昨年から

 真田氏関係のフィールドワークをしたい!

と思っていたが、その前に真田氏の歴史を
もう一度洗い直す必要があり
なんだかんだで書籍を読む時間が取れず
こんな時期にずれ込んでしまった。

上田市在住で、信大地域戦略プロフェッショナルゼミの
一期生として共に学んだSさんにお願いして
真田氏関連の史跡を案内していただくことに。

Sさんは瞬時にご快諾をくださり
本日、史跡巡りをすることとなった。

事前に訪れてみたい史跡リストをメール送信。

いつもなら、リストを地図で確認して
自分で探しながら行くのだが
今回は地理に詳しいSさんが
ご自分の車を出して案内してくださって
本当に助かった。

同行者は劇団員ケンジ君。

平日ということもあり、他のメンバーへの
声掛けはやめました。

10:30過ぎ、高速道路上田IC傍のJAで待ち合わせ。

Sさん所有のゆったりした車で
まずは角間渓谷へ向かう。

以前、塚田理事から角間渓谷の話を伺い
ずっと行ってみたいと思っていた。

猿飛佐助が修行を積んだ場所だそうで

真田信之・信繁兄弟もここで遊んだり
修行をしたりしたそうな.。o○

上田市街地から僅か15分ほどの場所なのに
まさに秘境!
切り立った岸壁が圧巻!!

 

 

新緑のシャワーが心地よい。

すぐそばに、岩屋館という旅館がある。



ピンボケでごめんなさい(汗)

知る人ぞ知る旅館と言う感じ。

ここ、電波が入らない。
携帯のアンテナも立ちません。

 テレビも観れないんですよ~

と、この旅館に宿泊したことがあるSさんが話してくれた。

 都会の友人が来たときに一緒に泊まったんです。

とも。

都会人にとっては、まさに秘境。
贅沢なひと時を過ごせる絶好の旅館だね。

こういう場所で台本執筆が出来たらいいなぁ~

いずれそんな日が訪れることを願いつつ.。o○

少し上に上がったところに建設中と思われる露天風呂が!
で、反対側を見ると、下記のような洞穴と石碑が!



この石碑、文字がない!
どんな意味があるんだろう・・・
何か凄いパワーが出てるよね、ここ・・・

Sさんも由縁を知らないとのことだったが
後で聞いた話によると

 この洞窟に温泉を造ろうとしたのだが
 上手く行かず、何か置きたい・・・と思い
 この大きな石を置いたそうで・・・

なるほど・・・
何か置きたい・・・か・・・
わかるような気がする.。o○

ゆっくり散策していたため、気づくと12:00

本当はもっと歩いてみたかったけど
他の予定があるので、今日はここまで。

次に向かったのは、安智羅明神様。




ここは真田家の古いお屋敷跡で
松尾古城のふもとに位置するようだ。

神社のご神体は真田幸隆公の幼少の姿を写した像・・・
祠を覗いてみると・・・

 え?

像ではなく、額に入った絵がありました(汗)

 像はどこにあるの??

同行していたケンジが

 盗まれる可能性があるから
 きっとどこかに保存されてるんだよ。

と。

 かもね・・・
 でも実物が見たいな・・・

と思っていたら、このあと訪れた真田氏歴史館に
実物の写真が飾られていた。

アンチラとは薬師如来に仕える十二神将の一人
安智羅大将によるものらしい。

安智羅明神はこの地の産土神として
鎮守の神として深く愛されているとのこと。

安智羅様から見る田園風景がまた素晴らしい。


次に真田氏本城へ。

ここは大河ドラマ「真田丸」の撮影現場に使われた場所のせいか
きれいに整備されていた。

真新しい真田家の家紋「六文銭」のマークが入ったベンチが
いつも並んで、環境客らしき人々がくつろいでいる。

ここは標高が高く、景色が最高!
 

久しぶりの外出を堪能ヽ(^o^)丿

時計を見ると13:00を回っている。

 Sさん、美味しいランチのお店、教えてください。

と頼んだところ、案内してくださったのが、駅前食堂♪
以前、ここに駅があったそうな。

注文したのは、下記の2種。

ケンジが「ぽっぽや定食」


Sさんと私は「かつ重」


ぽっぽや定食⇒もつ煮+ラーメン+ライス
もつがとっても柔らかった~♪

かつ重は、ライスの上にノリとキャベツ
そのまた上にはお醤油ベースのタレがかかったトンカツが♪
ソースかつ丼のお醤油ver.
珍しいですよね~
お醤油好きの私好みの味でした(^^)
美味しかった~♪

昼食後、向かったのは長谷寺(ちょうこくじ)

ここは、真田信繁(幸村)公の御祖父・真田幸隆公が
1547年に開いた寺院。
境内には、幸隆夫妻と子・昌幸公のお墓がある。

3人でお墓にお参りし合掌。

昌幸の長子信之公は、1622年に松代に移封されると
松代に長国寺を建立し長谷寺六世をお迎えし開山したため
この上田の長谷寺は、長国寺の末寺になったそうな。

松代の長国寺には昌幸公と信繁(幸村)公の供養塔がある。

今週末は松代で公演がある。
合間をぬって寄ってみようか・・・

Sさんが、このお寺の副住職さんにアポを取ってくださり
お部屋に通していただいて、美味しいコーヒーを
ご馳走になりながら、暫し歓談。

副住職のM氏は、町の活性化を目指し
社会福関係のNPOを立ち上げ活動されている。

素晴らしいですね~

素敵なご縁に感謝!

お寺のお堂の前に、ナント!
藁で造られたお馬さんが!!!


境内には、自由につくことができる大きな鐘が!!

せっかくなので、ケンジ君に鳴らしてもらいました。


いい音だ~
鐘の上部には六文銭が刻まれている。

このお寺、入り口にもお墓にも
6体のお地蔵さんがいる。

気になったので帰宅後、調べてみた。

六地蔵(ろくじぞう)

 地蔵菩薩の6分身をいう。
 生前の行為の善悪のいかんによって
 人は死後に、地獄、畜生、餓鬼、修羅、人、天という六道の境涯を輪廻・転生するといわれるが
 六道のそれぞれにあって衆生の苦しみを救う6体の地蔵菩薩(ぼさつ)のこと。
 地獄道の檀陀(だんだ)、餓鬼道の宝珠(ほうじゅ)
 畜生道の宝印、修羅道の持地(じじ)
 人間道の除蓋障(じょがいしょう)
 天道の日光の各地蔵菩薩とするが、異説もある。
 (以上「コトバンクより」)

狂言にもあるそうで。
詐欺師が六地蔵を求める田舎者をだまそうと偽仏師となり
三人の仲間を地蔵に仕立て、居所を変えて六体に見せかけるが見破られる―

寄り道好きな私です(笑)

最後に、真田氏歴史館と真田氏館跡(御屋敷公園)へ。

ここは、真田氏の戦いの足跡や武具甲冑など
真田一族に関する資料が展示されている資料館。

入口を入ってすぐ目に入るのは真田幸村公の銅像と
真田十勇士のイラストが描かれた絵凧。

暫し館内を見学。

槍の長さにびっくり!

武田家の槍は、真田家の槍よりも更に長い!!

これじゃ近くに寄れっこない・・・
けど、相当重いだろうな・・・
この槍を使いこなせる武人か・・・

真田氏が上田城を築城する以前に居住していた館跡「御屋敷公園」

御屋敷公園の東側には、昌幸公が上田城に移る時に
勧進したといわれる皇太神社がある。

この「皇大神宮」は、真田昌幸公が上田城に移るとき
この場所が荒れてしまうのを憂いて
神宮を祭って神聖な場所として末永く
大切にされるようにしたと伝えられているそうで。

礼に則って3人でお参り――

ここは、つつじの名所として知られているそうだが
私は大きな松の木がたくさんあることにも驚いた。
どれも立派な松なんですよ~

出陣広場と呼ばれる広場の傍らに
芝居小屋のような造りの小屋があり

 何に使うのだろう?

と不思議に思ったが、何も説明書きがない。

寄り道が好きな私は帰宅後、ネットで調べてみたが
ざっと調べた限りではわからない。

気になるな・・・

誰かご存知の方、教えてくださいm(__)m


史跡巡り中、どこでも目にしたのが

 6枚並べた硬貨(1円玉、五円玉、10円玉)
 赤い旗
 六文銭

これらが、至るところにありました。

上田は「赤」と「六文銭」のイメージ

イメージ戦略か――


史跡巡り後、Sさんが紹介したい高校生がいるとのことで
Yさんと行き合い、若干相談に乗った・・・感じ??

意欲とエネルギーのある素敵なお嬢さんでした。

この話はまた後日ということで…

Sさん、一日お付き合いいただき
とても助かりました!

誠にありがとうございましたm(__)m