蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

新年を迎えて―

2015年01月01日 23時56分27秒 | 日記
2015年の幕開けです―

皆様、明けましておめでとうございます!
旧年中は、大変お世話になり
誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご支援ご協力を賜りますよう
心よりお願い申し上げます!!

年頭にあたり、今年の干支「未年」について調べてみた。

【未・未年】
■『漢書 律暦志』
「昧曖(まいあい)」の「昧」と解している。
 ・食物が茂って「暗い」
 ・果実が熟した状態「味(み)」
 以上、二通りの解釈がある。

■『説文解字』
 「味」の意味とし、果実に味が生じ始めた状態と解釈する。

「未」は成長途上の植物の意

■『賢者への人間学』(藤堂明保・産業新潮社)
 子丑寅…と数えて亥に終る十二進法の数え方がある。
 その八番めが未にあたる。
 この数詞は、もとは子(=種子)から始まり
 亥(=核、結実してしんができる)に至る植物の
 発達段階を十二段に分けて表したもの
 未はまだ熟しきらない成長途上の植物を表している。
 つまり未熟の未という意味である。

え?ちょっと待って…

「熟している」「熟しきらない」

両方の見解が出て来たんだけど
いったいどっちが本当なの??

語源が「未」であれば「熟しきらない」
語源が「味」であれば「熟している」

更に調べてみると、語源由来辞典では

 本来の意味からすれば、果実が
 熟しきっていない状態と考えるのが妥当

との記載があった。

なるほど…
庶民に理解してもらうために
「未」から「羊」に修正したらしいから
そのあたりから解釈の齟齬が生じたのかね。

他にも
未の時は日が西へさがる通路であることから
「日辻(ひつじ)」の意味とする説も、あった。

未熟って素晴らしいことだと思うんだよね。
伸びシロが限りなくあるってことだから。
完熟しちゃったら、その先は「腐る」「落ちる」

そうは言っても、還暦の頃には成熟の域にはいきたい。
成熟してから、鮮度を保ちつつ
さらに熟成させていく―

あと7年か…
それまでは、ひたすら学び、どんどん蓄積!

今年も皆さんの笑顔を想像しながら
ガンガンいきたいと思います(^_-)-☆

あ、そうそう。
色々調べていたら、あの「羊が一匹、羊が二匹…」と数える語源に出会った。

羊が一匹…て数えると眠れるってよく言われるけど
理由は定かでなく、私はひたすら羊を数えるということで
脳が疲れて眠れるのかな…ぐらいに思っていた。

なぜ「羊」なのかというと
眠れないときに羊を数えるという風習が
イギリスから伝わってきたことに起因するそうで。

由来については諸説あるそうだけど

■英語で「羊」のsheepが「寝る」のsleepと音が似ていることから
 羊を数えたという説
■眠れないときにSleepと繰り返しているうちに
 Sheepに変わっていった、といった説

どちらの説も「sheep」という単語が関係しているため
日本では羊である必要はなさそうです―

だって(笑)

その一方で、何かを数えるという単純作業は
脳を疲れさせるので眠れない時には効果的とも言われています―

ああ、やっぱり…(笑)

あ、そう言えば…どこかで聞いたことがあったかも…

忘れっぽくなってるわ~(汗)


大晦日、長男が突如弾丸帰省。
バレエダンサーとして多忙な彼は
夢幻の舞台があるときと
古巣の地元バレエ団から
出演のお声掛けを頂いた時ぐらいしか
なかなか帰省できない。

年末も帰れないと聞いていたし
私は劇団本公演の台本執筆の関係もあり
年末年始は執筆一色のつもりでいたため
少しだけ美味しそうな食材と
お雑煮の準備位しかしていなかった。

そんな状況だったけど
家族揃って年越しが出来るというのは
嬉しいものだ。

子どもたちはいずれ家庭を持つだろうし
一緒に過ごせる年越しは、あと何回?

私は、母としての時間が極端に少ないので
年頭に再度自分の立場を確かめるという意味も含め
良かったかもしれない…と思っている。

広い視野から見て「母」というのは
子どもを育てる上で重要な役割を持つ。
昨今は、勤労母が増え、子どもと過ごす時間が
少ない人も多いようだが
子育ては、ほんの一時(いっとき)
子育て中のお母さんには
子育てを存分に楽しんでいただきたいと思っている。
少ない時間でも濃密な時間にすることは可能だしね。

私の場合、劇団活動が主体で母時間が殆どない。
次男が成人した日に保護者としての義務を終えた…
と思ったが、義務は終えても、親子は親子。
何かあれば助けるし、意見も言うし、注意もする。
親子の縁は、例え独立・結婚しても
一生続くんだよね。
だからこそ良い関係でありたいと思う。

うちの場合、舞台を通しての話であれば
お互いに理解できるので
亀裂が生じるような出来事がないのが有難い。

親子でありながら、親子ではなく
舞台人としての関係―

普通じゃあり得ない特殊な関係だね。
が、これはこれで良かったと思う。

台本執筆中ではあるが、構成面で少々悩み
リフレッシュも必要かな?と思い
元旦早々、息子たちと温泉へ(^_^;)

帰宅後、長男にストレッチとマッサージをしてもらい
身体が非常に軽くなった。

ありがとう♪

さて、劇団本公演の台本執筆、頑張ろう!