蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

今年一年を振り返って・・・

2013年12月31日 20時53分21秒 | 日記
2013年も、あと少しで幕を閉じようとしています。

ご支援及びご協力を賜りました皆様、そして
夢幻工房の舞台をご覧いただきました皆様に
改めてまして、厚く御礼申し上げます。

今年を振り返ると、実に公演回数と作品上演本数の多い年でした。

2月 第10回 劇団本公演「~奇想山月記~SANGETSU]
4月 研修生☆座内発表会「三日月丸」
   オープンエアシアター2013 一般参加者オーディション
5月 青梅市立第七小学校児童劇公演 「手のひらのオズ」
   オープンエアシアター稽古開始
   NPO法人通常総会開催
6月 小布施町 月1パフォーマンスワークショップ開始 
   メモリーシアター「結婚行進曲」(結婚披露宴にて短編劇)
   篠ノ井東小学校児童劇公演「カン太の涙」
8月 オープンエアシアター2013「石の城~永久に~」
10月 小布施町“六斎市”夢幻ショート“笑”ライブ「センセイとダンナさま」
   県庁ピロティ・シアター『5000年目の夕陽』
11月 サンクス・ギビング・デーにて
     キッズ朗読劇「ひとつの火」
     ショート・コメディ「バス・ストップ」
   信大附属特別支援学校公演「バス・ストップ」
   阿南町富草小学校児童劇公演「手のひらのオズ」
   稲里公民館文化祭公演 「バス・ストップ」
   聖フランシスコ保育園児童劇公演「手のひらのオズ」

計8本の芝居を上演したことになる。
昔は、本公演1本とオープンエアシアターだけで精一杯で
劇団本公演を上演出来なかった年も過去2回ある。

この他、映画・ドラマ・コマーシャル・DVD出演や
数々のワークショップ講師依頼も舞い込み
今までかつてないほど、充実した一年でした。

これもお声掛けくださいました皆様と
劇団員の頑張りと、ご協力してくださった方々のおかげです。
本当にありがとうございました!

舞台音楽を引きうけて下さっている作曲家のMoriさんは
ご多忙の中、作曲は勿論のこと
声楽指導や生演奏まで、精一杯取り組んで下さいました。

特別出演の松本さん&窪田さん&もっちゃんは
今年3本の公演に参加していただき
夢幻の舞台のレベルアップに貢献して下さいました。
夢幻のオープンエア2回目の池田さんは
燻銀の存在感を見せてくださいました。
初の特別出演となったグレート無茶さんは
パワーとユーモアで会場を沸かせてくれましたし
㈱ニットー社長のMakiさんも、初出演とは思えない
存在感を見せてくださり、観客動員においても
大勢の方々をお招きくださいました。

ダンサーのJ君は、東京から駆けつけてくれて
オープンエアの振付と指導、本番では
沖縄在住のNちゃんと一緒に華麗な舞を披露してくれました。

演奏隊・声楽隊の皆さんもご自分のスキルを余すことなく
舞台で披露してくれて、舞台の底上げをして下さいました。

衣装製作では、Kitamuraさん、Namiちゃん
そして元団員のYukaちゃんが、自分の時間を削って
素敵な衣装を縫製してくれました。

オープンエア一般参加者の皆さんは
衣装や小道具製作も協力してくれて
過酷な稽古を乗り越え、本番では生き生きとした
演技を見せてくれました。
ボランティアスタッフの皆さんは、公演の成功のために
様々な心配りをしてくださいました。

夢幻の音楽担当劇団員として、今年再入団してMakiさんは
音楽面は勿論のこと、細かな心配りをしてくれて助かりました。
準劇団員・研修生は、公演時に裏方面をサポートしてくれて
今ある力を最大限に生かすよう努力していました。
劇団員は、劇団活動を最優先させ尽力してくれて
役者としても精進を重ね、各々成長しました。
また、今年は4人の劇団員がそれぞれ客演する機会に恵まれ
主催者の皆様から感謝の言葉をいただきました。

MA講師の皆様も、予定をあけて下さり
スキルと楽しい時間をご提供くださいました。
今年は10月から新たに合気道講座が加わり
若い先生方がフレッシュなご指導をして下さっています。

JUNKスタッフの皆さんには
ご苦労をおかけしましたが、皆さん精一杯
ご協力をしてくださいました。

三光スタッフの皆さんは、私の構想を実現すべく
毎回お知恵を貸してくださって
多大なご協力をいていただいています。

理事のTさんからは様々なお知恵を賜り
動員面も多大なご協力をいただきました。
賛助会員の皆様は、動員にご協力いただき
温かい応援の御言葉で激励してくださいました。

夢幻を応援して下さっている皆様の激励は
何よりも私たちの励みです。

本当に大勢の方々のご支援、ご協力で
今年も無事終えることが出来ました。
厚く御礼申し上げます。

明年は、今年の様々な経験を生かして
更にパワフルな活動を展開していきたいと思います。

明年も変わらぬ温かいご支援及びご協力を賜りますよう
心よりお願い申し上げます。

皆様にとって、明年が笑顔溢れる一年になりますように…

現地見学~諏訪へ~

2013年12月31日 18時13分02秒 | 日記
昨日は、劇団本公演作品のための現地見学。
フィールドワークとも言うが
私は敢えて“現地見学”と言っている。

劇団本公演の舞台は戦国時代後半。
武田信玄(晴信)公が中心だが
出来事のの中核となるのが
諏訪大祝だった諏訪頼重公と
禰々御寮人、諏訪御料人。
そして、武田晴信公と諏訪御料人の子
武田勝頼公も大きくかかわっている。

そんなわけで、まずは諏訪へ行くことに。

訪れたのは下記の神社及び跡地&史料館

①諏訪大社の上社本宮、上社前宮、下社秋宮
②諏訪勝頼公の本拠城である上原城と居館跡
③諏訪総領家の支城である桑原城
④江戸時代まで諏訪大社上社の神長官をつとめた
 守矢家の敷地内にある神長官守矢史料館

上社本宮の主祭神は建御名方富命(たてみなかたとみのみこと)
前宮は現在、八坂刀売命(やさかとめのみこと)
下社の主祭神は、八坂刀売命。

史料館は、残念ながら休館日で見学できず。。
毎年4月15日に御頭祭が行われているそうで
江戸時代までは儀式に鹿75頭と
ウサギ、猪など、狩りの獲物が使われたか。
現在は、鹿の剥製を使って神事が行われているとのこと。
御頭祭は別名‘酉の祭り’或いは`ミシャグチ祭り'とも言われている。

敷地内にある御左口神社を見学。
ここは、建御名方神(たけみなかたのかみ)が
諏訪大社に来る前から中部地方の信仰中枢だった
御左口神(ミシャグジ神)が祀られている。
社叢は市天然記念物だというが
人が訪れている気配が少ない。

観光化の進んでいる下社秋宮は立派だったが…

諏訪頼重公の悲劇が脳裏をよぎる。

ランチは、最初「ハルピンラーメン」にしようかと思ったが
混雑していたため、甲斐ほうとう「小作」へ。
野菜たっぷりで、かぼちゃが大きくて、びっくり!
食べきれず、ケンジ君とガンちゃんに手伝ってもらった(汗)
美味しかったですよ~
体もポッカポカになりました。
このほうとう、甲斐・武田の野戦食だったとか。

上原城址は、山の中腹にあり、残雪があって
FFのうちのデミオは途中でスタックして
これ以上、登れない…という、ギリギリのところにあった。
というわけで、何とかお城のあった場所に行きつけた。
車を駐車したところから、城址に行くまでの登り山道に
石仏がずらーっと並んでいて、びっくり!
上に上がって行くと、平らな城跡地があった。
物見岩という大きな石があって、これまたびっくり!
いったいどこから登ったんだろう?

諏訪が一望できる見晴らしのいい場所。
諏訪湖もよく見える。

にしても…昔の人って凄いよね。
こんなところに、お城を建てちゃうんだから。
しかも、城攻めの戦は、この急坂を登りながら攻めるわけで
どれだけ体力があったんだろう。

科学が発達し、退化してるんじゃない、私たち。

などと思いながら、次の桑原城へ向かう。

が、桑原城の登り坂は、全く除雪された経緯がなく
雪山装備をして徒歩で上がるしかない状態。
軽装で来てしまって後悔したが、あとの祭り。
仕方なく、城跡に上がることを断念。

桑原城からのほうが諏訪湖が良く見えるんだろうな。
良い季節に行くと、素晴らしい展望かも。

桑原城と上原城は、目と鼻の先。
信玄公との戦時に、焼けていく上原城を見ていた
諏訪頼重公の家臣や家族はどんな思いだったか…
諏訪御料人もここで焼けていくお城を見つめていたんだよね…

もう殆ど日が暮れていたが、下社秋宮へ向かった。
到着すると、既に真っ暗。
かろうじて、提灯の明かりで参道が見えたため
何とか見学できたけど、上社よりも立派なお社。
明るい時にもう一度訪れてみたい。

一緒に現地見学に参加した皆さん
長時間、お疲れ様でした。
本公演の成功に向けて、頑張りましょう。
特別出演の皆さん、よろしくお願いします!