蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

集中稽古初日!

2013年08月13日 23時30分19秒 | 日記
お盆の13~16日は、連日集中稽古。
初日は、大幅な台本カットから幕をあけた。

一昨日の日曜日に通し稽古したところ
想定している上演時間を大幅に上回ってしまった。

歴史物の難しさ…
それは時代背景と固有名詞や用語の難しさ。
それをわかりやすくしようとすると
どうしても台詞量が多くなる。

初稿から徐々にカットを進めてきたものの
心を鬼にして、大幅カットするしかない状況。

これも公演を成功に導くために大切なこと。

ただ、私一人ではカットしきれず
劇団員にカット可能な部分を指摘してもらうことに。

3人が出してくれたカット候補シーンや台詞を
一晩吟味して、朝からカットを始めた。

削りながら、一生懸命稽古している出演者の顔が浮かぶ。

出来れば、カットしたくない。
けど、やらねばならない。
もっと早く出来れば良かったのに
ここまでずれ込んだのは私の責任…

ごめんなさい。
どうかみんなのテンションが落ちませんように…

稽古場にて、祈る思いで出演者にカット部分を伝達。

それぞれ悔しい思いはあっただろうけど
みんな前向きにとらえてくれて…

ありがとう!

夜の稽古は、カットしたシーンのつなぎを中心に
稽古を進める。

みんな元気に取り組んでくれている。
ありがたい!
涙がこぼれそうになる。

今日は、午後から声楽隊が音取りの稽古のために集合。
加えて、急遽和太鼓奏者として出演が決まった
セナ君も来て、Moriさんのご指導のもと和太鼓練習。

セナ君は小学生♪
センスがあって集中力がある。
演奏している時の表情がいい。

たまたま今年の2月頃、彼の演奏を聴く機会があり
その時から、なかなかの逸材だと思い
いずれ機会があれば、オープンエアに参加してほしいと
思ってはいたのだが、こんなに早く
その時期が到来するとは思っていなかった。

縁とは不思議なものですね。
出会いと縁を大切にしながら
今後も活動をしていきたいと思います。

そうそう!

衣装製作&舞台布縫製を手伝ってくれている
Kitamuraさんとユカちゃんも
お盆中、ずっとお手伝いに来てくれるそうだ。
特に舞台布は、当初想定と違う形になったため
日暮里で購入した布では長さが足りず
急遽購入することになったものの
予算的に安価な生地じゃないと買うことができない。
ネットで探しているうちに、どんどん日が過ぎて
他の所用と重なり、発注が遅れてしまった。

今日もまだ届かず…
業者とは、昨日発送するとのことで注文したのだが…

お盆中に届いてくれないと縫製が間に合わない。

毎年、何かしら起きる公演間際のトラブル。

大丈夫!
きっと良い方向に導かれて行くはず♪