金沢☆小旅行

今週月・火曜日の二日間で、金沢へ小旅行に出かけた。

多忙な私を見兼ねて

　たまには休みも必要よ
　会員になっているホテルがあるから
　一緒に旅行にいきましょう

と言って誘ってくださったのはＳさん。
彼女は夢幻の賛助会員であり、中野の講師の仕事を紹介して下さったり
須坂のＮ社さんの研修にも講師としてお声掛け下さったり
陰になり日向になり、いつも夢幻と私を応援してくれている。

今回は、宿泊手続きや観光ルート調査の他、運転も全部してくれて
私はおんぶにだっこ状態で、束の間の休暇を楽しませてもらった。

多分ね…
約束してなかったら、絶対旅行など行けなかった。
オープンエアの脚本執筆に入らなければならないし
６月小学校公演の準備もあるし…

こうして無理やり休暇を取るというのは、一つの手かもしれないなぁ…

ありがとう、Ｓさん♪


月曜日は、お昼前に長野を出発。
途中でランチをとり、16：00頃、金沢のホテルにチェックイン。
荷物を置いて、周辺を２時間ぐらい散策。

道が広い！
歩道も広い！
街路樹が多い！
ゴミも少ない！

なので、歩きやすい。

まずは、ホテルのすぐそばにある尾山神社へ。
明治８年に建てられという神門は
数少ない擬洋風建築遺構の１つだそうで
現在は、国の重要文化財に指定されている。
塔の３層目には、ステンドグラスのような
色とりどりのガラス（？）がはめ込まれていて
夕陽に照らされ輝き、とてもきれいだった。
後で調べたところ、これはギヤマンというダイヤモンドとのこと！
ホテルへ帰る時には、このギヤマンに灯りが入り
一層美しく見えた。

風が多少冷たかったけど、広々とした公園があり
古い建物なども見応えがある上に、街並みも美しく
実に楽しくて気持ちのいい散策だった。

日が暮れて来たので、夕飯を食べる場所を探してブラブラ。
が、大通りはチェーン店がズラリと並び、地元ならではお店が見当たらない。
そこで、金沢出身のＫさんに電話して聞いてみたところ
裏路地のほうが良いお店があると教えて下さった。
もっと詳しく聞きたかったのだが、携帯の電源が切れてしまい…
Ｋさんには、メールで金沢の見どころも教えていただき大変助かりました。
ありがとうございました！

駅前通りの裏手で発見した海鮮居酒屋さんで
お刺身・お魚・加賀野菜の天ぷら・お鮨を食した。
天ぷらの加賀野菜は、さつまいも・レンコンとさつまいもの葉っぱ（？らしい）
これらが厚切りで食べ応えがあって、苦しいくらい満腹状態に。
お刺身もお鮨も新鮮、ネタが厚切りで美味しかった。

その後、一度ホテルに戻り、車で10分ほどの温泉『満天の湯』へ。
（ホテルには残念ながら大浴場がなかった。。）
この温泉、建物やお庭に風情があり、露天風呂もあったし
スチームサウナもあったりして、とってもくつろげた。

22：30頃、ホテルの部屋に戻り、友人と宴会開始。
話し出したら止まらず、気付くと午前３時を回っていてびっくり！
慌ててベッドに潜り込み、朝8：30に起床。
朝食バイキングをいただいて、10：00過ぎにチェックアウト。
このホテル、チェックインが13：00から可能で
アウトは15：00でも良いそうな。
チェックアウトせずに、周辺の観光地を歩こうかと思ったんだけど
ホテルの人に聞いたら、全部歩いて回るとかなり時間がかかるとのことで
面倒だが車で移動することにした。

最初に行ったのは、金沢城公園。
現在お城は復元中で、公園は立派な石垣に囲まれている。

とにかく広い！
しかも高低差がハンパない！
しかし眺めは最高！
いくらでも時間が潰せそうな公園・・・

けど、全部回ったら、他の場所に行けなくなりそうだったので
三十間長屋というウナギのように長い建物を見て
次に道路を挟んで反対側にある日本の三名園の一つの「兼六園」へ。

桜は殆ど散ってしまっていたが、珍しい“菊桜”を見ることが出来た。
花びらが凄く多くて、毬のような球体の花がかわいらしい。
何でも花びらの数は、多いものになると300枚に及ぶものもあるらしい。

若葉の黄緑色が美しく、面白い大木や池、噴水など見所が多く
何時間でもいられそうだった。

ところが…
先日の小学校公演の日から
足の爪が痛いな…と思っていたんだけど
昨日は歩いているうちにどんどん痛みが増して来て
だんだん足をひきずらなければ歩けなくなって…
で、一時間程度で兼六園を後にすることに。

車に戻ってスニーカーに履き換えたら
痛みが和らぎ、ホッ。

次に訪れたのは、古い街並みが保存されている“ひがし茶屋街”
茶屋街というだけあって、古い家屋は殆どが喫茶店
中へ入ってみたかったけど、時間の関係で
お土産の「きんつば」だけ買って、次の近江町市場へ。

ここで鮮魚のお土産を買うつもりだったが
あまりにもたくさんお店があり、種類もいっぱいあり過ぎて
なかなか決められず、迷ったあげく購入したのは
長野市のスーパーでは見たことがない「のどぐろ」という魚の一夜干し。

昼食は、海鮮丼と殻付きの焼き牡蠣。
美味しかったな～

最後に行ったのは、車で一時間程のところにある
千里浜「なぎさドライブウェイ」
金沢からはかなり離れた能登半島にあるんだけど
新しく開通した新道を使ったら、あっという間に到着。

ここは、砂浜が固くなっていて、波打ち際ぎりぎりのところを
車で爆走できるんですよ～
潮風を受けつつ、太陽の光に照らされて
キラキラ輝く海を見ながらのドライブはサイコー！

こんな浜があったなんて知らなかった。

本当は夕陽を見て帰りたかったけど
長野まで帰らなければならないので
17：30頃、千里浜を出発。

一度金沢まで戻り、北陸道で糸魚川まで行き
糸魚川からは下道、白馬経由で長野に帰って来たのは22：00頃。

稽古を一日お休みすることになっちゃったけど…
充実した楽しい旅でした♪

劇団員の皆さん、休みをありがとう。

そして、Ｓさんのお心遣いに心から感謝です！
本当にありがとうございました。
そして長時間の運転、お疲れ様でした！

楽しい旅になったもう一つの理由は
金沢の町の皆さんが、どの方も親切で
とびっきりの笑顔で応対してくれたこと。
また、どの方も金沢の町の見どころを
自分の言葉で紹介できるのが凄いなぁと。

町民の方のご助言で、色々な場所を効率的に回れたし
本当に助けていただきました。

おもてなしの心を大切にしている町ですね。

観光客が大勢訪れる町の姿勢を
再考させられた旅でもありました―