蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

コロンビア白熱教室

2011年12月03日 23時03分53秒 | 日記
午前中、ホクト文化ホールへ。
目的は、文化学園長野専門学校の創作ミュージカル「エスパー」の観劇。
一年かけて製作したというミュージカル、しかも
準劇団員のMikiちゃんが作曲を担当し
夏にボランティアスタッフとして奮闘してくれた
Hちゃんが脚本を担当していると聞き

  何とか駆けつけなきゃ…

と。
本当は、午後が一般向けの発表会なんだけど
私はシアター・ワークショップがあるため
お願いして関係者向けの発表を観せてもらった。

今日は舞台バミリ製作のため
早めに稽古場に行かねばならなかったので
残念ながら30分位しか観劇できなかった。

全部観劇した人によると

  ストーリーが良かった
  面白かったですよ
  ラストシーンの舞台セットが良かった

とのことでした。

ホクトから急いで篠ノ井市民会館へ移動し
早速バミリ製作に入ろうと思ったら

  う…テーブル・椅子の片付けがあった…

先に到着していた実行委員長のM君と
アシスタントのケンジ君と三人で稽古場をつくり
バミリ製作を開始したが、開始時間までに終わらず
20分遅れのスタートになってしまった。

バミリは大切なのだ。
空間イメージを持ちながら稽古しておかないと
実際舞台セットが組まれた時にアタフタしてしまう。

基礎訓練を早めに切り上げ、先週の続きから稽古に突入。
笑いが絶えない稽古場です。
まだ台詞が入っていないメンバーがいるが
動きと一緒に覚えていけば、きっと大丈夫…
と思って、返し稽古をやり過ぎてしまい
予定の台本ページまで進めず…

  うーん…
  けどなぁ…
  ある程度のラインまで引き上げながら進めないと
  発表出来る状態にならないしなぁ…
  うーん…

明日も出演者の希望で、ダンスの集中稽古が入っている。
なるべく稽古日数を増やさずに、どこまでいけるか…
思案のしどころである。

終了後、劇団の稽古場へ直行。
キッズは、基礎訓練・サンクスの反省会の後
昔話シリーズを再開。
今日は「かさこじぞう」でした。
知っていた子は、たった一人!
有名なお話なのになぁ…

青年クラスは基礎訓練後、サンクスの反省会。
色々と問題点をディスカッションしながら
今年一年を振り返り共通している問題点について話す。

  どこまでわかってくれたかなぁ…

私ができるのは、諦めず手を変え品を変え
お手本を見せながら、対話をし続けること。

帰宅して、夕飯を食べながらテレビを観ていたら
始まったのは「コロンビア白熱教室」
「ハーバード白熱教室」は面白くて何回か観たが
今日のコロンビアも面白かった。

  タイトル「選択しているのは本当にあなた自身?」
    By アイエンガー教授

人生の偶然、運命、選択について
生徒とディスカッションをしながら答えを導き出していく。

赤ちゃんも選択する、と教授は言う。
教授のお子さんの初めて発した言葉は

  もっと

だったそうだ。

父母は我が子に、初めての言葉を
「ママ」「パパ」と呼んでもらいたがるものだが
残念ながら、赤ちゃんの初めて発する言語は
「選択」する言葉らしいのだ。
そう言えば、赤ちゃんは言葉になる前に
首を縦に振ったり横に振ったりし始める。

  なるほど…

人間は、些細なことでも選択しながら生きてるんだよね。
これは私が常々思っていることだが
偶然との関係性や運命と絡ませて
改めて考えることが出来て、良かった。

偶然が重なって必然になったり…
運命だと思ったことが違ったり…
選択を間違えたと思っても
何年か経つと、良かったと思ったり…

やっぱり生きるって、面白い!
そして、この上なく興味深い!