蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

唐ゼミ

2011年10月03日 23時10分54秒 | 日記
昨夜は、唐ゼミの長野公演を観劇。
久しぶりのテント芝居だ♪
ワクワクしながら、会場となっている
権堂の秋葉神社に足を運んだ。

上演団体は、唐十郎氏が率いる唐組の
弟分だという『唐ゼミ』
唐さんが横浜国立大学の講師をしていたときの
教え子たちにより結成された劇団とか。

  タイトル 『海の牙 ―黒髪海峡篇』
  作  唐十郎
  演出 中野敦之

性と民族問題をベースに
女性の象徴「黒髪」と
人間の「手」をクローズアップし
愛と葛藤をあぶり出した作品…
だと、私は思った。

何しろ唐十郎氏の作品は奥が深い。
なので、唐さんの作品を見るときは
理解しようと思わないで
感性で受けとめようと思っている。
そう考えると、唐ゼミさんの作った舞台は
今まで観た唐組の舞台より
わかりやすかったように思う。

エンディングは唐組と同様に
テントの舞台奥がドーンと開いて
お客様の心をドーンと掴んでフィニッシュ!
このエンディングは何度見ても感動するなぁ~

やっぱりテント芝居って面白い♪

終演後、打ち上げに参加させていただいた。
唐ゼミの役者さんや演出家さんに
色々と参考になる話が聞けたし
松本から観劇に来ていた松本演劇人とも
話が出来て大満足♪

セットも小道具も役者が作っているそうで。
唐組もそうだったし、夢幻も同じ。
ただ小道具に関して
使う役者が作ることになっていると聞き驚いた。

  そういうやり方もあるのか…

とも思ったが、現状夢幻では厳しいだろうな…
そのうち、自ら進んで「小道具、作ります!」と
言ってくれる団員が現れるのを待とう…

さて、11月は『まつもと演劇祭』
今年はどんな芝居が観れるか楽しみですねぇ~♪