蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

和服の所作

2009年01月04日 20時49分05秒 | 日記
今日のMAは、殺陣・日舞・表現。

前回から日舞の後の表現は
全員着物を着たまま
着物の所作を入れながらの
作品造りをしている。

何をやってるかというとですねぇ・・・

  泉鏡花の「婦系図」

新派もどきの台詞術と着物の所作を入れて
半分遊びつつ面白がりながら
みんな楽しんでやってますよ。

イメージとしては大衆演劇のノリかな?

演劇にもいろんな表現手法がある。
それらを知った上で、自分達はどの手法を選ぶのか。
知って選ぶのを知らないで選ぶのとでは
大きな違いがある、と私はおもっている。

歌舞伎もしかり、浄瑠璃もしかり。
ストレートプレイでの技術力アップにも、きっと効果的。

再来週から声楽に新しい先生をお迎えする。
昨年のオープンエアーシアター時に編曲をして頂いた森さんである。
森さんには

  声楽の発声方法を学ばせて頂きたい

とお願いしてある。

声は身体への響かせ方や呼吸法で全く違う音色が出るのだ。
役者にとっては何をやっても無駄になることはなく
どんな技術でも使いこなせれば利用することが出来る。

だから役者って面白い。
だからどこまでやっても終わりがない。

  みんな、この面白さに早く気づいてくれるといいなぁ~

といつも願っている。