アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

海外旅行で便利なバッグは・・・・

2012年12月26日 | 日記

私がお気に入りの人気ブロガーさんが、旅行中のパリで盗難にあったことを知り、「私の場合海外

ではおしゃれなバッグは持たずに、ビニールのエコバッグを利用します」とコメントしました。

 

シャネルのバッグの右横のバッグもよく利用しています。これは、私がかつて支援していたタイの

山岳民族の「ラフ族」の子どもたちのお母さんが私のために特別に織って作ってくれたバッグですが、

肩ひもも広いのでとても便利です。これなら、ドロボーさんにひったくられる心配もありません。

 

海外旅行歴約25年、渡航先は25カ国ですが、ラッキーなことに私は今まで実際に盗難に遭った

ことはありません。でも、ロンドンの街中を友人3人で歩いていて、いつの間にか友人のリュックが

開けられ、財布だけを盗まれていたということもありました。

 

一番危なかったのはイタリアのローマで、連れ合いと一緒にバスに乗ろうとして後ろの男性が

私のリュックを開けようとしてことです。連れ合いが気づいてその男を睨みつけたら、男はそそくさ

と次のバス停で降りて行きました。

 

さらにイタリアでは食事中に目の前で、他のお客さんの買い物袋を盗んでいくところや、団体の

日本人観光客のウエストポーチをひったくって逃げて行くドロボーなどを見かけました。本当に彼ら

(ドロボーたち)は芸術的な(?)早業で、私たちが「えっ?」と驚いている間に仕事をしていきます。

 

ですから、私はなるべく海外ではおしゃれなバッグは持たないようにして、地元に住んでいるよう

なふりをして、エコバッグを提げて歩きます。お財布も上の写真の下に写っている「山岳民族の

リス族」の手作りの小銭入れを使い、現地のお金を少しだけ入れおき、現金やパスポート、クレジット

カードはお腹に蒔きつけておきます。

 

海外ではなるべくクレジットカードを使うようにしているので、カードを出すときは少し恥ずかしいです

が、でも裸になるわけではないし、盗難にあうことを考えればなんともありません。トイレのあるお店

でしたら、トイレでカードやお金を出しておいてまた入れに行くということもできますので。

 

最後に、どうしてシャネルのバッグの写真を載せたかといいますと、若気の至りでこんな物を買って

しまったことを後悔しているからです。旅行中のウィーンの専門店で買ったので日本で買うよりは

安かったとはいえ、20万円近くもしました。それで、今までに何回使ったかというと、この10年くらい

は一度も使っていませんし、本当に「お金の無駄使い」をしてしまったものです。

 

食器などは私が死んでも他の人たちが使ってくれますが、シャネルのバッグを売ったとしてもいくら

にもならないでしょう・・・

 

タイにボランティアに行ったりしてわずかなお金のために売られていく少女たちを見るたびに「あの

お金があれば何人の子どもたちを救えたかしら・・・・」と悔やんだものです。

 

私には今では、シャネルのバッグよりもあのラフ族の手織りのバッグの方が何倍もの価値があります。

だって、世界に一つしかない「心が込められたバッグ」ですから・・・・

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