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アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

イギリス人の「母」と日本人の「母」を想うとき・・・

2015年11月12日 | イギリス
先週、連れ合いの母が倒れたとの知らせを受けて、イギリスに住むミセステーラーのことも気になってしまいました。

義母は連れ合いの兄と一緒に住んでいるのでまだ安心ですが、ミセステーラーは一人暮らしです。

ロンドンに住む息子さんが2週間に一度様子を見に来ているそうですが、でも急に何かあった場合はどうなるのか・・・

そんな私の心配を払拭するかのように先日、ミセステーラーのお隣に住む女性から素敵なカードが届きました。

8月下旬に、私が彼女の家を訪問した際に「買い物などもお隣のNさんが面倒みてくれるので何かあったら彼女がすぐに飛んできてくれるから大丈夫なのよ」と言うのを聞いたので、「じゃあ、これはお隣さんにあげてね」と、ミセステーラー用に持って行ったお土産を渡したのです。

カードはそのお礼でした。

ミセステーラーの住む家はチェルトナム郊外のセミデタッチド・ハウスといわれる2軒続きの家ですが、数年前まではお隣には同じ年代のご夫婦が住んでいました。



そして、数年間の間にご夫婦が次々とお亡くなりになり、現在の「お隣さん」が越してきたのですが、お隣さんは60歳代でとても気さくで親切な方のようで、ミセステーラーのお世話をしてくださるようになったとのことでした。


さすがのミセステーラーも96歳になるので以前のようには動き回れなくなったようですが、それでも、プロのガーデナーの方に手伝っていただきながらお庭を綺麗に保ち、週に一度は美容院にも行っているところは私も見習いたいと思います。


「経済的に余裕があるからでしょ」と思われそうですが、彼女は決して多くの年金をもらっているわけでもありませんし、50代で離婚していますから資産があるわけでもないようです。


かなり以前のことですが、彼女に年金の額を聞いたことがります。確か、週に60ポンドくらいだったような気がします。日本円にすると約1万2千円ほど・・・「これでも貯金をしている」と彼女は言っていました。


どのような暮らしぶりだったかはまた機会があれば詳しくご紹介したいと思いますが、でも、節約はしていても年に何度かの国内外の旅行もしていましたし(実際に日本にも3度も来ています)、私から見たら「豊かな生活」を送っているように見えました。


一方、連れ合いの母はその頃、ミセステーラーの何倍もの年金をもらっていたようでしたが、殆ど貯金ができないようでした。そして現在は(義母は86歳ですが)すでに認知症が始まり、外出さえもままならない状態です。


教員として定年までバリバリ働いていたので、年金をたくさんもらって優雅な老後を送っていると私は思っていました。定年後はお稽古事もしているようでしたし、友人たちと頻繁に旅行もしていたようだったので、お友達もたくさんいると思っていたのです。


ところが、数年前に義母が入院した際にはお見舞いに来てくださった友人は一人もいなかったのです。勿論、彼女が知らせなかったということもありますが、義母には友達と呼べる人が一人もいなかったのだと初めて知りました。



96歳になってもまだガーデニングをし野菜を育てるミセステーラー、社会問題や政治の話もしますし、いまだに辛口のコメントをするほど・・・


そして、義母は・・・・


二人の「母」の生き方を見て、「自分の老後の生き方」を考えています。





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