名張市の現状を伝える記事を、まずはご覧ください。
名張市は、かつてオオサンショウウオの住処だったところに青蓮寺ダムと比奈知ダムが造られてしまっています。
そこは、今ではオオサンショウウオを確認できません。つまりただの1個体も棲んでいない場所になっています。
こちらの地図でご確認ください。 三重県教育委員会が2012年に発表した”特別天然記念物オオサンショウウオ保護指針”から。
名張市にある比奈知ダムを書き込み、、尚 川上ダムが出来るエリヤを色塗りしてみたのが、こちら↓ です。
名張市は、かつては住処のあったオオサンショウウオの生息地をどんどん失って
二つのダム周辺にはただの1個体の確認も出来ない現状に、なってしまいました。
しかも、交雑種の出現です。
名張市は深刻な事態になりました。
数少ないジャポニカのビッグ・サラマンダー(日本オオサンショウウオ)を、名張市は守り抜けるのか?
瀬戸際作戦に出たのが、一番上の記事です。
交雑したオオサンショウウオに罪はありません。赤目の川に中国オオサンショウウオを放したのは人間です。
かなり前から交雑種がいたのですから、名張市はもっと早くから対策を取るべきだったでしょう。
オオサンショウウオのあかちゃんが育っていて、生後○年と解る貴重な財産があり、環境教育にも熱心に取り組んでいる赤目のサンショウウオセンターです。
一方伊賀市ですが、
去年と一昨年の台風で、オオサンショウウオに被害は無かったかと、市の教育委員会に聞きましたら{無かった」と答えました。
山川でこれほど川を削って雨が流れているのに、オオサンショウウオに被害が無かったと信じて良いのか疑問でした。
設置していた人工巣穴が、流されて無くなったとも言ってました。
また、オオサンショウウオに関する環境学習を川上ダム建設所に伊賀市の教育委員会は依頼しています。
三重県の環境学習情報センターの職員にお話ししたら、「何とかしたいですね」と言ってました。
特別天然記念物オオサンショウウオに対する、以上のような伊賀市の対応に閉口するしかないです。
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