伊賀・水と緑の会 http://blog.goo.ne.jp/mtomiga?

川上ダムの予定地には特別天然記念物のオオサンショウウオが約1、369個体確認されています。この素晴らしい水と緑を残そう。

青山・大山田に、なぜオオサンショウウオの棲息数が多いのか?

2010-10-02 15:32:29 | 日記
同じ伊賀盆地の中で、伊賀町と阿山にはほとんどいないのはなぜなんだろう。そこにはゴルフ場がたくさんあるからなのでは、と漠然と思っています。
ゴルフ場では化学肥料と農薬の撒き放題でした。河川への影響が訴えられて規制が掛かったのは10年ほど前のことですが、隠れて撒いていると教えてくれたのは若い芝管理責任者。あれあれ、隠れてでも撒きたいんですね。

青山にも一つゴルフ場があります。ここを源流とする川上川の魚に奇形が出ていて、そののち5つのゴルフ場計画が浮上したときは「伊賀・水と緑の会」は反対運動を起こしました。
いままでの住民意識に、希少生物オオサンショウウオを保護しようという意識は残念ながらあるとは言えません。
時にオオサンショウウオは田んぼの水路に入り込み、水を止めてしまうらしい。「要らぬ生き物」という意識の農民がいます。確かに困ったでしょう。しかし、モグラやネズミと訳が違う特別天然記念物のオオサンショウウオは、さわってもダメ。怪我の無いように移動させても、罰せられないようにしたいですね。共存の仕方を模索しましょう。

青山にゴルフ場が一つしかないこととともに、かつての町の土木担当行政マンが自然保護に造詣深い方だったと言うことが起因しているのではないかと思っています。



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